そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

1月9日(金)失念連発

2015年01月09日 | 公開

  お昼前の花札演習は韓国の花闘のプレゼンだったが、なかなかよく調べてきてくれた。漫画や映画の「タチャ」も取り上げ、凝った分析まで、聴きごたえがあった。北朝鮮や韓国に行った思い出話なんぞを喋ってしまったぞなもし。さて研究室に戻り、出欠の処理をして、コース室で修士論文を受け取る。もしも全部提出されていたら卒論より本数が多くなるところだったが、そんなことはなくて助かった。しかし、このほかにE研究科で頼まれている分もあるから、どっこいどっこいというところか。

  その後うかうかと昼食を摂りに行き、また研究室に戻って予定をチェックすると、ありゃりゃ、本日13:20から某研究所開所式とな!? 手帳には「19日」と勘違いして記入しておったぞ! めっきり目が悪くなったせいで、ずう~っと19日だと思い込んでいたが、あとの祭りである。まあ私は、この新しい研究所のメンバーに名目的に入ってはいるけれども、何かのお役に立つとは到底思われない。もう定年退職目前だし、意欲的に、新しいことに取り組む気力も能力も無いわいなあ。まさしく有若亡、ありてなきがごとし、これを退職までのモットーにと思う次第だ。それでも悪いから、事務所の偉い御方に、日程を勘違いしていましたと謝罪したら、勿論おいらが居なくても立派につつがなく何の問題も無く開所式は挙行されましたぜとお返事がきた。治まる御代…である。

  そのうえ今夕は、四谷の国際なんとか本部へ行って、懇談会に出ることになっておった。これも手帳を改めて確認、すっかり忘れて帰宅をするところだった。

  同居人は卒論を読むために大学へ行ったが、今夕は帰れないと電話をしたら、提出された21本のうち7本を読み終ったところだという。同居人の勤務先大学の場合は、いちいちコメントを文章化しなければならず、いい加減なことはできないらしい。来年度はさらに増えて26本の予定だとか。うちの学部では一人マックス20本と定められているが、同居人のところでは、どうしてそんなに語学系に人気が集まるのか理解できん。

  早速修論を読み始める。最初から結構力作。資料と対照表がやたら多いのもある。まあ、自分の修論も資料篇がかなり厚くなったが、研究テーマによるだろう。

 


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