史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

みやま

2016年07月02日 | 福岡県
(廣田神社)


廣田神社


広田彦麿顕彰碑

 広田彦麿は文政十一年(1828)、広田八幡宮祀官広田甲斐守速見の子に生まれた。幼少より和歌、武術に長じ、嘉永年間上京、ついで安政四年(1857)再び京都に出て諸藩の有志と交わり、有栖川宮熾仁親王に親近した。文久三年(1863)には奄美大島に流罪となっていた西郷隆盛の救出を計画し、天草から大島へ向かったが、波荒く途中で引き返した。慶応四年(1868)正月、京都に赴き、有栖川宮の命により駿府へ向い、同地で東征大総督たる宮の東北平定祈願のため伊勢・熱田神宮代拝の副使を命じられ、ついで江戸では諸藩志士により編成された蒼竜隊の隊長となり、江戸市中の警衛に当たった。明治二十九年(1896)、年六十九にて没。

(立花壱岐旧居跡)
 瀬高町本郷に立花壱岐旧居跡の碑がある。
 この場所で立花壱岐は、悠々自適の晩年を過ごした。


立花壱岐旧居跡

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