(貝塚養護老人ホーム)
橋本正高戦歿之地
貝塚養護老人ホームの敷地の北西に橋本正高戦歿之地碑が建てられている。同じ敷地に明治天皇の駐輦記念碑と御製碑もある。ただし、老人ホームの建物は、窓ガラスが割れたまま放置されており、現在空家になっているように見える。
橋本正高は、橋本出身の豪族で、南北朝時代楠正成に従って勢力を拡大した。しかし、足利義満軍の反撃を受け、天授六年(1380)、高名里(現在の海塚付近)にて戦死したといわれる。この石碑は大正十五年(1926)に建てられ、昭和三十年(1955)に現在地に移された。
駐輦記念碑
駐輦記念碑は、小松宮彰仁親王の書。この場所は、明治三十一年(1898)十一月十五日、明治天皇による大演習御統監の地である。
明治天皇御製碑
明治四十一年(1908)の御製。
むちうたば紅葉の枝にふれぬべし
駒をひかへむ岡ごゑの道
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