国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

最後の護送船団、記者クラブ

2009-09-30 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
事件が起こると各テレビ局そろって現場からレポート。
新聞も含め各社何十人も押し掛けるメディアクラッシュ。

40年前ビートルズ来日「騒動」でマスコミに「ビートルズ台風について
どう思いますか」と聞かれたジョージ。
「台風を起こしているのはあなたたちでしょ」。

何も変わっていない。
それでもって報道内容は各社横並びで競うのは速さだけ。

これはジャーナリズムでなくってワイアーサービスです。
読売4000人、朝日3000人と世界最大の記者数を擁するらしいが(部数も最大だが)
踏み込んだ記事を書ける人材は少なく海外の新聞に比べてとても内容だけでなくページ数も薄い。

3000人の記者が30ページの内容の薄い情報を提供するから100人で1ページ。
これに比しニューヨークタイムズは500人で50ページの踏み込んだストーリー。
生産性10分の1以下。
効率悪い日本サービス業の典型です。
(最近経営不振でタイムズがとても小さく薄くなったという話しもある。現物を見ていないのでわからないが)

ワイアーは誰か専門の会社にやらせて「ジャーナリスト宣言」するんだったら
ジャーナリズムを生業にすればいい。

報道内容はストレートニュースが殆ど。
権力の発表を客観情報かのように垂れ流すのは不見識としか言いようがない詐欺行為。
情報提供者と癒着している。

大本営発表の戦争礼賛記事で国民を戦場に送りだす手伝いをしたことをちゃんと総括しなかったし、
米国占領時代に発行禁止をおそれる自主規制で占領軍に阿りWAR GUILTY CAMPAINに協力、
日本人の誇りを打ち砕く報道をしたことは頬被りしたまま。

中国や北朝鮮の嘘もそのまま垂れ流した。
中国には蠅も泥棒もいないとか。
将軍様の国は地上の楽園とか。

権力の広報機関ですかね。

だから取材相手の了解が無いと記事を書けない。
立花某の田中金脈追求にも新聞記者たちは「そんなこと、昔から知ってるよ」。

まあ、立花さんたちフリーの記者も結構新聞記者が書けない情報のおこぼれをもらって
雑誌で記事を書く。情報を流す記者たちは欲求不満を解消するという
持ちつ持たれつの関係があるらしいが。

この時代遅れの低生産性部門が再販価格維持や電波利権寡占で保護され
日本の成長の足を引っ張っている。

テレビ業界の収益は3兆円であるのに対し、電波料金はたったの30億。
国家国民の財産を一人占めしてそのうえ害毒をばらまく(ことも多い)。

原口総務相はテレビ露出命の人で民放べったり。内藤正光副大臣はNTT労組出身。
新政権も既成マスゴミを切り崩すつもりはさらさらなさそう。
もともと田中角栄(今の民主党)の利権ですから。
周波数オークションは口だけ。

電波接待は汚職じゃないのでしょうか。広告料換算だと凄い金額。

不偏不党と言い、まるで反体制を気取りながら与党べったりのマスゴミ政治部。
フィクサー、島桂次、海老沢勝二はNHKの会長まで登りつめた。
ジャーナリズムとはかなり遠い政治屋たち。

読売のナベツネも大連立を画策して恥をかいた。
ジャーナリズムとあまりにかけ離れた政治のお遊び。

大体NHKに採用される新卒の3割は大物政治家の推薦状をもらったコネ入社だそうだ。
それじゃあね。

あの森元首相も産経新聞に財界四天王水野成夫のコネで入った。
スタートから駄目ですねこのマックロおじさん。

日本ではまっさらな新入社員を教育して社風に染まらせる。
新聞学科なんか出て「ジャーナリズムとはかくあるべき」なんていう
学生はかえって敬遠されるらしい。
欧米では金融なら金融、政治なら政治といった専門分野からから専門知識をもった人材をリクルートする。

紹介する本の上杉さんのようなインサイダーもどんどん雇う。

(長くなったので続く)


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