東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

国会のヘイトスピーチ

2015年03月06日 | 日記

 空いた口が塞がらない。衆議院の予算委員会で安倍首相が閣僚席から「日教組はどうした」などと連呼する野次を飛ばし、予算委員長からもたしなめられた。このことについて、3月5日の日刊ゲンダイで高野孟さんが「永田町の裏を読む/自民党議員も頭を抱える 首相の時代錯誤、無知無教養、幼児性…」と題して自民党内でも批判が続出しているとの記事を寄せているので紹介する。

 旧知の自民党ベテラン県議から連絡があって、東京に来ているのでちょっと会おうとお誘いがあった。何かと思えば、「安倍晋三首相が国会で『日教組はどうした』などとやじを飛ばしているのを見て、こりゃあもうダメだ、こんなヤツをいつまでも総理に置いていたら日本はおしまいだと思いつめて上京し、何人かの大物幹部と会って意見交換した」のだと言う。
 「だって、あれは品格とかいう以前の問題で、総理が予算委員会の閣僚席からヘイトスピーチを吐いているようなものでしょう。『日教組』という御札を突き付ければ野党議員は黙るだろうと考える、その時代錯誤。しかも、日教組が国から補助金をもらっていると思い込んでいた無知、無教養。カッとなると自分を抑えられない幼児性。今どき、うちの県議会にだって、こんな馬鹿な政治家はいないよ」と、まあボロクソなのだ。

 さて、「日教組が補助金をもらっている」などという誰でも分かるガセネタを安倍氏はどこで知り、信じ込んでしまったのだろうか?訂正、謝罪ではすまされない、是非、追及してほしいものだ。こんな情報を鵜呑みにするようでは、国の進路を間違えることだけは確かだ。


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