東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

高齢化、そして改憲

2016年02月19日 | 日記

 学生だった頃、先輩に「どうせ、あと四半世紀もすれば、大学何て選り好みしなければ、みんな入れるよ」という言葉を聞いた。「へー、どうしてですか?」と私。「子どもの数が減っていくからさ」という答え。と同時に高齢者も増加すると。かれこれ15年くらい前になるだろうか。
 街を歩いていてふと気づいた。「道行く人が高齢化したな」と。杖を突く人、手押し車を押す人、道端の花壇の縁で休息をとる人など、これまで見かけなかった光景が目の前に・・・でも巷ではワールドカップ日韓開催が決まり、両国民が手を取り合って喜んでいたのが思い出される。
 ところが時が過ぎ、アベノミクスという大嘘がまかり通り、政府が国民をまるで当たり前のごとく騙すようになった今、教職員の中にも中国、韓国に対する敵対心がふつふつと湧き上がっているのが感じられる。ふとした言葉の中に・・・新宿大久保でヘイトスピーチをしながらデモ行進をしている人たちだけではなしに、教職員の意識の中にも「韓国怖い、朝鮮嫌だ」がじわりじわりと広がっている。そして、昨年9月19日、憲法違反の戦争法の可決成立。九条改悪のための外堀の埋め方に一段と拍車がかかっている。道徳の教科化ももうすぐ!!学校現場は上意下達、安倍総理はもう御免。一票を大切に、当たり前に選挙権行使をしましょう!
(ウバユリ)


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