東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

9.23 さよなら原発さよなら戦争全国集会 心を一つに 2万5千人が集結

2015年11月02日 | 日記


 9月23日、代々木公園。8月11日に川内原発が再稼働、9月19日に安保関連法案が強行採決、この流れを何とか食い止めようという強い思いをもった人々が、全国から2万5千人も集まりました。呼びかけ人の大江健三郎さんや澤地久枝さん、鎌田慧さん、落合恵子さんのほか、福島原発告訴団をはじめとした原発に反対する運動を行っている団体・個人だけでなく、辺野古新基地建設反対運動や海外の平和グループなど、さまざまな立場の方が発言しました。上野千鶴子さんの「この国の民主主義は今や国会の外にある」という発言には大きな拍手がわきました。SEALDs代表の奥田愛基さんの「世代を超えてたたかう準備ができている」という発言に、今こそしっかりと団結するべきだという思いが強くこみ上げてきました。 
 集会後、渋谷方面と原宿方面とに分かれてデモ行進をおこないました。各種労働組合の幟を立てた団体だけでなく、個人的に参加されている方も多く見られ、原発や安保関連法案への関心の高まり・危機感の強さを感じました。シルバーウィーク最終日で、道路が混み合う中でのデモ行進でしたが、野次られるようなことはなく、道行く人の中には足を止めてプラカードを読む姿もありました。 
 今回の集会とデモ行進は、短い扱いではありましたが、ほとんどのテレビ局がニュースとして取り上げていました。しかし、あまりにも軽くて、政府はテレビ局に圧力をかけて、原発問題をなかったことにするつもりなのかと怒りを覚えながら、スイッチを切りました。そう言えば、今年の夏は「節電」という言葉を聞かなかったな、安保関連法案を通すのに忙しくて言い忘れたのかな…などと思いながら。