東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

「4.28」屈辱の日

2015年05月04日 | 日記

 4月28日の日米首脳会談は、世界中の米軍の戦争に日本も参加することを約束した。この日を沖縄出身の友人は自身のホームページ「ユンタクおばさん」で次のように訴えた

「4.28」屈辱の日。
 本土防衛の捨石にされた先の沖縄戦で、4人に一人が殺され、ウチナーグチ(沖縄語)を使ったらスパイで殺され、壕から追い出され、手りゅう弾を渡され・・・・ 生き残った人は「艦砲のくいぬくし(食べ残し)」という民謡まで作られて謳われている沖縄で・・・1952年4月28日はサンフランシスコ講和条約で日本から切り離され米軍統治下に置かれた日だ。
 その条約に調印する前、米軍統治下に置かれること知った沖縄の人々は、戦後の混乱のなかで、反対署名運動をやり、70%80%の圧倒的な署名を集め、日本政府に差し出した。
 しかし、結果は知っての通り、27年間、軍事優先の米軍統治下におかれた。そして、その間、日本は脅威の復興をとげた。沖縄を利用し、基地建設で日本の土建が請け負い、朝鮮特需、ベトナム戦争での 特需など沖縄を利用して、日本は肥え太っていったのだ。外貨、ドル獲得の絶好の沖縄だった。
 主席公選・復帰運動は、基地の核抜き本土並み返還をかかげ、日本の平和憲法のもとへ帰るための自治権獲得の運動だった。
 しかし、今日の沖縄の現状は・・・基地はそのままの上に、沖縄の圧倒的民意を踏みにじり、翁長知事を足蹴にして、今また、辺野古に最新鋭の巨大基地建設を強行。
 それも、非暴力の市民への弾圧を伴って!
 日米ガイドライン・首脳会談を4が28日にセットし、強大な日米で、沖縄を押しつぶそうと画策。自由・人権とか民主主義とか掲げて他国を非難している両国だが、その内実の 「差別主義」の最たる現状を私たちは、世界に訴え、心ある世界の人々と日本の人々と連帯し、「沖縄はあきらめない!屈しない!負けない!「絶対、辺野古に基地は作らせない!」
 一人ひとりの思いをつなぎ、あかるくたくましくしなやかに!!・・・・辺野古・大浦湾のちゅら(美しい)海はちゅら海のまま子や孫にのこしていこう!