イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

六ヶ所村ラプソディ

2009年02月19日 | 釣り師の独り言
明日20日放送の「野遊び倶楽部イーハトーヴ」のゲストは、
今回で4回目の出演となるカヤッカーの小林禎子さん。
僕は、さだっちと呼んでいるが、実は彼女横浜生まれで、
ひょんなことから田舎暮らしに憧れて東和町に移り住み、
今は花巻市の職員を務めている。

一年中、休みの度に海へ川へカヤックを漕ぎ出すらしい。
世界遺産・知床半島一周カヤックも昨年で3度目になるという。
そんな彼女のホームグランドは、当然のように三陸海岸。
そこで、彼女が直面したのが、「六ヶ所村核燃料再処理施設」
から三陸の海に排出される「放射能」の問題。

この六ヶ所村の模様をドキュメンタリーとして追った映画が
「六ヶ所村ラプソディ」だ。
この映画をめぐり、地元青森をはじめ、岩手、宮城では大きな
話題となっている。

先日、岩手県立大学や岩手大学の学生達が「六ヶ所村ラプソディ」
の映画会&シンポジウムなども開催されたが、彼女はその催しに
ボランティア・スタッフとして参加している。

僕としては、「原子力が悪い」と一概に否定するものではないし、
民放番組制作者の立場からも、そんな事を訴えるつもりはない。

しかしながら番組としては、新聞各紙で報道されているように
彼らの活動を紹介する事は必要かとも考えている。
純粋に三陸の海の水を「安全なまま」未来に残したいとも
切実に願っている。
今後、効率の良い電機供給の名の下に、多少なりとも放射能が
平気で三陸の海に流される事は、憂慮するべき事だとも考えいる。

彼女が言いたい事の詳細は、明日の番組を聴いて欲しい。