イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

51th Gramy 雑感

2009年02月10日 | 釣り師の独り言
コールドプレイとロバートプラント、そこに新人・アデルと
ダフィーばかりが名前を連ねた今年のグラミー賞。
日本的にはコーネリアスの小山田氏が有力視されたが、今一歩
賞には届かなかった。残念。

しかし、グラミー賞のカテゴリーは「110」もあり、その受賞
作品リストを眺めていると・・・アメリカの音楽シーンの懐の深さを
つくづくと実感させられた。
例えば、写真のアルバムは、Best Reggae Albumに選ばれた
Burning Spearの「Jah is Real」。
タイトルからも分かるとおり、70年代のルーツ・レゲエに通じる
正統派のレゲエ・アルバムで、僕的にも大推薦の作品だ。
ラップだか、レゲエだか良く分からない現在のレゲエ・シーンに
あって、やはりベテランの奏でるレゲエ・ミュージックは重厚で
熱い。うるさ型の故ピーター・トッシュが聴いても唸るだろう。
(レゲエの話になると長くなるので・・・・これくらいにする。)

更に嬉しかったのが、以下の受賞作だ。
■Best Traditional Bluse Album
B.B.King / One Kind Favor
■Best Jazz Vocal Album
Cassandra Wilson / Loverly
■Best Contemporary Jazz Album
Randy Brecker / Randy in Brasil
■Best New Age Album
Jack Dejohnette / Peacee Time
そして、本当に嬉しい驚きは、
■Best Pop Instrumental Performance
Eagles / I Dreamed There Was No War

確かにコールドプレイもロバート・プラントも素晴らしい楽曲
だと思うし、新人のアデルやダフィーの作品は、田舎のラジオ
ディレクターの僕も何度かお世話になった。
しかし、それ以外にもこれだけ名作が揃い、そしてそれ相応の
評価を受けたことは、本当に喜ばしい事だ。

機会があれば以上の作品もいつかは聴いて欲しい。
勿論、僕の番組ではこれからも目立たないながらも心に残る
名曲をあちこちで探しながらみんなに紹介していくつもりだ。