イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

稲刈り2011

2011年10月02日 | 田舎暮らしの話
9月に岩手県内全域で行なわれた米の放射能汚染検査で
岩手県内全域でセシウムは不検出だった。
本当に安堵した。
それ以前に、福島県の二本松市での検査で不検出だったことで
既に安心はしていたが、やはり地元の検査の結果が気がかりだった。
なにはともあれ、一安心。

ということで、今年の我が家の稲刈りは10月2日(日)と決めた。
ところが・・・・いざ稲刈りという事でコンバインを始動させたところ・・・・
エンジンは始動したものの、稲を刈るカッターの不具合やら
ゴム・キャタピターが切れそうだったり・・・と問題山積!
そりゃそうだ、我が家のコンバインも10年選手、もう限界なんだろう。

そこで家族会議の結果、今年は近所の稲作農家に依頼して
稲刈りをする事になった。
となると先方の都合もある。
相談の末、我が家の稲刈りは9月29日となった。

当日、田んぼの傍らで長男と二人で作業を見学したのだが・・・
この農家のシステムが最新のスタイルで、実にスピーディ。
四条刈りのコンバインが、約1反分をあっという間に刈り取ると
ダンプスタイルの軽トラックの米容器に一気に入れて、再び刈り出し、
その間に軽トラックは、JAの施設に搬入。
そしてまたコンバインから軽トラックへ・・・・と3回繰り返して終了。

大規模農家のそうした一連の作業は、取材などで見てきたが、
いざ我が家の田んぼでそういう光景を見ると、ちょっとビックリ。
お陰様で、今年の稲刈りは半日程度で終わった。
でも少々寂しい思いがする。

毎年、我が家の稲刈りは、ジジババと僕と二人の息子の共同作業で
一日がかりのイベントだった。
まぁ今年の田植えは、一家総出のイベントだっただけに
収穫も一家総出で・・・・と考えてはいた。ちょっと残念だが・・・
コンバインの老朽化までは、考えが及ばなかった。不覚だ。

何はともあれ無事に稲刈りも終え、
これからは冬への備えを始める季節。
今度の休みは、キノコ採りに山に出掛けてみようと思う。


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