ボランティア活動は、自分ができることを自分ができる範囲で・・・
というのは、僕や僕のブログの理解者である方々も同じなのだが、
岩手県内の活動家の中には、ちょっと無理をしている方もいるようだ。
今日、とあるボランティア活動をされている方とお会いした。
その方は善意から良かれと思い、大槌の避難所に連絡を取り、
「足りない物資は、ないですか?」とたずねたところ、
「幼児の靴、布団、毛布が足りない」と告げられたので、
各方面に働きかけて、幼児の靴(中古)、布団掛け敷き5組、
毛布20枚(新品)を集め、避難所に「明日届けます」と連絡したところ・・・・
「必要な分はすでに揃ったので、申し訳ないが必要なくなった。」
と告げられたらしい。
そこで、その避難所がある自治体に連絡し、どこか必要なところは無いか?
と相談したところ、この時期に布団や毛布、更に中古の靴は不要・・・
と、けんもほろろに門前払いされたそうだ。
そこで、彼は僕にどこかこの救援物資を引き取ってくれるところはないか?
と相談を持ちかけたわけだ。がしかし・・・・
例えば、大槌町の支援物資の供給拠点となっている「さんずろ家」の
女将の話ではないが、生活に最低限必要なものは既に行き届いている。
これから必要なものは、例えば中古でも良いので洗濯機がほしいとか、
夏に向けて下着やサンダル、タオルケットなど、
夏の生活用品という事になる。
また、女性たちのデリケートな必需品など・・・・らしい。
また、何度かこのブログでもご紹介しているような
子供たちに見せたいDVDだとか、書籍だとか・・・
被災地が求めている支援物資は、そろそろ第二段階に入っている。
奥州・いわてNPOネットの菅原理事長も話しているように、
被災地の求めに応じた支援のあり方を我々は考えなくてはいけないのだろう。
【権ぞーの支援DVD】
今日、水沢区のNPOネットに立ち寄ったところ、
栃木のさなちゅんサンから支援DVDが再び届きました。
又してものご支援、心から感謝申し上げます。
このDVDは、大槌で求められている洗濯機が整い次第、
併せて現地に搬入する予定です。
配送のご報告まで少々お時間を下さい。