イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

第1回北の巨鮎バトル

2006年09月04日 | 釣り師の独り言
9月3日(日)盛岡市内を流れる北上川で「第1回北の巨鮎バトル」が行われた。
主催 もりおか・鮎の川基金(理事長:松田恭一氏)。
後援 盛岡市、日本友釣り連盟、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、
   テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、他。
協賛 ダイワ精工、がまかつ、シマノ、ホクエツ、サンライン、
   アイシン、上州屋、はとば釣具店、柳村釣具店、他
参加者:34名(当日受付含む)

盛岡市内を流れる北上川に再び鮎の薫りを取り戻そうと、2002年に設立した「もりおか・鮎の川基金」は、様々な企業・団体、個人から浄財を募り、この北上川に鮎を放流し続けて4年目を迎えた。
その成果もあってようやく鮎が育つ環境に変わりつつある。
北上川の鮎は、その昔から巨鮎に育つと言われてきた。現に先週も28cmオーバーの鮎が釣れている。
今年初の試みとなるこの大会は、大掛かりな宣伝や広報もしなかったが、各理事の熱心な働きかけで、34名の参加者による有意義な大会となった。
遠くはわざわざ東京から参加した大根田さん、佐藤さんをはじめ、秋田県の大館や本荘からも腕達者な鮎師達が参戦した。
当日は、残念ながら尺オーバーは出なかったが、27cmオーバーが3尾、26cmクラスも多数出た。
北上川の鮎はその全長もさることながら幅広で太った鮎が釣れる。
大会の競技方法は、釣果の大物3尾の合計全長で競われる。

当日の僕の役割は、事務局長として本部周りの雑事から開会式&表彰式の司会進行など、いつもの鮎釣り大会と同様の役回り。
しかし今回は嬉しいことにギャラリーも多く、更に釣果もそこそこで事務方としては退屈しない充実した大会となった。

上位入賞者は以下のとおり。
優勝  高橋 勲さん 3尾全長 79.0cm
準優勝 畠山裕弘さん 3尾全長 78.6cm
第三位 斉藤 実さん 3尾全長 78.4cm

この大会が北上川に根付くことを期待する。