原子力開発

2011-04-05 12:37:56 | 地球環境
津波で家族、住まい、仕事を一瞬にして失った人がいる。  何万もの人の命が奪われた。 遺体も発見されず依然として行方不明のひと、家族に会えないまま土葬や火葬される遺体。 理不尽で非日常の世界がそこにある。 一日も早く日常が戻ってくることを祈って止まない。
心配ごとは福島原発。原子力発電がこれほどまでにやっかいなものだとは知らなかった。いちど使用した核燃料は、何か月も冷やし続けなければ放射物質を出すのだね。 放射物質が出てしまうと人が近づけなくなる。壊れた冷却設備を修理するのも大変だ。 こんなときこそロボットの出番だとおもうが、鉄腕アトムのような力持ちで有能なロボットはまだ開発されていないのだろうか? (ちなみにアトムの妹はウランちゃんといいます。) ロボットと原子力。 手塚治虫は今回の福島原発事故をみたらどう思うだろう。  今回の福島原発事故で世界中で反原発の動きがまき起こっている。 これで原子力の平和利用は30年停止してしまうだろう。 どんな科学技術でも多くの失敗の積み重ねの上に改良が加えられ安全で効率の良いものになってゆく。 原子力発電も同じだと思う。しかしほかの技術とちがって原子力は失敗したときの影響があまりにも大きいため失敗が許されないのだ。大きな原発事故はスリーマイル島、チェルノブイリに次いで3回目である。原発もこんな失敗経験をあと何度か繰り返せば、安全といえるものになるかもしれない。それでもまだ100%安全とは言い切れない。それならいっそのこと原子力はやめときましょう というのが原子力反対派の考えだ。よく理解できる。 環境エネルギーを徹底的に開発する一方で徹底した省エネの生活をする。 その覚悟があるならそれもいいでしょう。  



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