アベノミクスの危うさ

2013-03-07 03:22:09 | 社会・経済
安倍政権になってから、いやその少し前から円高の是正、株高、そして最近では流通業界が給料を引き上げて脱デフレの流れをつくろうということになってきている。 (安売りする一方で従業員の給料をあげるなんてたいしたもんだねえ) 今のところ狙い通りの展開で安倍首相はしてやったりと思っているのだろう。
しかしながら小生はアベノミクスにより時限爆弾のスイッチが入り、カウントダウンが始まったように感じている。
通貨の番人であるべき日銀の総裁、副総裁をアベノミクス推進にとって都合のいいように変えてしまった。 もはや通貨の番人が番人でなくなったのである。 
さあこうなると、安倍君もうやりたい放題し放題。 財政の出動だ~ 国債をいくら大量に発行しても日銀が買い上げてくれる。 そして、狙い通り景気が浮揚して2%のインフレも実現して経済活動が活発になったとしたら、金利が上昇するでしょう。 でも金利が上昇すれば政府の国債の利払いが増えるので金利は上げられない。 止むなく日銀の国債大量買い入れは続くのです。 市中には日銀券が放出されジャブジャブの状態になれば、もうハイパーインフレしかないでしょう。 しかしハイパーインフレは悪いことばかりではありません。 今や1000兆円にも達した国家の巨額の借金を合法的にチャラにしてくれるのですからね。 そのころ平成に代わる新しい年号たとえば、建生とかになっているかもしれませんね。(小生が勝手に命名) そして後世には、これが“建生の徳政令”と呼ばれるのです。 安倍総理は“建生の徳政令“の立役者として歴史に名を残すのであります。 
南米に旅行中の次男はブラジルからバスでボリビアに入国したという連絡を最後に消息がない。 電波の届かないアンデスの秘境にでも行っているのだろうか? 

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