先週生まれて初めてサンマー麺を食べた。 数ヶ月前、日本経済新聞の夕刊紙上で、「サンマー麺の勢力範囲」について書かれたエッセイを読んでからいつかサンマー麺を食してみようと思っていたが、先週その願いがかなえられた。
サンマー麺とはなにか? 一言で言えば醤油ラーメンの上にあんが乗っかっている食べ物である。 醤油色の汁の上にドロッとした地味なあんが乗っかっているので、あまり美味しそうには見えないが、これが見かけによらずけっこう旨い。 私はあんに酢を多めにかけた。 コッテリ味のように見えて意外にもあっさりしている。 Wikipediaによれば「多摩川以南、大井川以東で特に沿岸地域で多く食べられている」とあるが、日経には、南品川、蒲田あたりからサンマー麺文化圏は始まると書いていたように記憶している。(まちがっていたらごめんなさい) 街の中華料理屋、ラーメン屋でサンマー麺に出会える。極上の味というわけではないが、チャンスがあるなら一度トライしてみるだけの価値はあると思います。