徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

迷惑

2020-03-24 09:49:55 | Weblog

 これが春先の雪か、と思うほどモクモクと降ってきた。5時過ぎに家を出たときは、東の空が見えた。路面に数センチほど積もっていたが、支障なく毎日のコースをこなした。朝食を終える頃から本格的に降り出したが、本当に迷惑な話だ。

 昨日、裏山の畑の様子を見てきたが、殆んど乾いて何時でもトラクターが入れそうな様子だった。それは良いのだが、楽しみにしていたタラの木が、何本も皮をはがれて幹が変色していた。犯人はカモシカに違いないのだが、防護ネットを張らなかった自分が油断したということか。

 そういえば、数日前、家の横までニホンカモシカが顔を出した。私を見ても逃げる気配もない。こちらも放っておいたが、今年の農業も獣との戦いになりそうだ。電気柵のコードが劣化したうえ、バッテリーの昼夜切り替えができなくなったので、今年は購入しなければならないだろう。

 知人に大型機械で起こしてもらい、専業農家と同じ農薬を使い、獣や害虫に愚痴をこぼしながら、何故作るのかと聞かれると、正直答えに詰まってしまう。