徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

厄介

2020-03-25 09:52:26 | Weblog

 昨日とはうって変わって、息をのむような空が広がっている。例年、道脇のフキノトウやスイセンが姿を見せると、厳しい冬を越した安ど感と次の季節への期待で、気持ちが軽くなるのだが、今年は重苦しさが拭えない。

 新型コロナウイルスの感染が止まらない。オリンピック、パラリンピックも1年程度延期が決まったようだが、地域の行事も全く予定がたたない。JAの生産者大会も中止、総会は縮小し書面議決の要請が来た。地域の伝統行事である八十八夜祭はどうなるのだろうか。

 NYダウが、2,112ドルと史上最大の上げ幅を記録した。しかしながら、経済政策では止められないのがウィルスの拡大だ。結局、一人一人が不自由を甘受し、今まで以上に痛みを分かち合わう気持ちにならないと、収束は見通せないのかも知れない。

 本当に厄介なコロナウィルスだ。