徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

母親

2020-03-29 08:46:25 | Weblog

 温暖な地で生活している長女からfacetimeがきた。雪の光景を子供たちに見せてやりたいという。4月に小学校3年生になる上の子は、3年前、パルコールスキー場へそり乗りに連れて行ったので、雪がどんなものか分かっているが、下は初めて目にすることになる。

 玄関に出で、周辺の風景を流してやると、一番感動しているのは母親で、帰りたいなという。私に反発し、高校から家を出て大学、就職と都会での生活を選んだ訳だが、それでもふる里への捨てがたい思いは、心の奥に残っているのだろう。

 仕事と子育てに追われる中で、雪の降り積もるふる里の風景を見て、気分新たに今週も頑張って欲しい。最後に今日「米」が届くよ、と伝えると、「じーじ、イチゴ」の声がした。