I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

奥飛騨慕情 part3

2010-06-22 | 旅行
天気は良さそうだが、やはり山には雲がかかっているので乗鞍を諦め、高山市内へ戻ることとする。



1.国八食堂

食べログでの評価も高く、一度は行ってみようと思っていた店だが、高山名物のラーメンや牛肉ではないので今まで機会がなかった。




着いてみれば駐車場も広く、かなり大型の店舗でよく目立つ。開店時間ちょうどに店内に入り一番奥のテーブル席に進んだ。
たっぷりと旅館の朝食をとっていたので、お腹が空いている訳もなく、注文は単品で鉄板焼きとうふ330円といか焼き750円とした。



ここの一押し・看板メニューで、後続の客皆が頼んでいるようだ。厚みがなくボリュームはそこそこだが、ピリ辛でなかなか旨い。



丸ごと一杯と思われるイカは、かなり大振りだ。豆腐と同じ様な濃い目の味付けで、ビールを飲みたくなるがここはぐっと我慢。
近くに住んでいる酒飲みにはきっと堪らないだろうな。他人が食べていたホルモン定食630円も実に美味しそうだった。
安くて旨い店、高山ナンバー1と言って差し支えないだろう。

国八食堂 (郷土料理(その他) / 上枝)★★★☆☆ 3.5



さて、次行ってみるか



2.新井製麺所

地元民に愛される店と聞いて、今日はラーメンではなくこっちを選択。駐車場に車を停めてから店に戻るが入口がわからない。
うろうろしていると、常連らしき男性客二人が何の変哲もなく飾りっけもないドアを開けて入っていくので後に続いた。



見よう見まねで、店内に入ってすぐのところにある券売機でチケットを買い、厨房のお姉さんに渡す。
「うどんでいいですか?」と尋ねられて、吾に返るように「ええ」と返事。どうやらきしめんやラーメンもありのようだ。
尚、カウンターにはトッピング用の天ぷらや生玉子が置いてあるが、最初にチケットを購入する必要がありそう。


鰹節とネギの載ったうどんを受取り、空いている席へ移動。水はもちろんセルフサービスだ。



先の店で食べてそれほど経っていないので、二人とも半玉盛190円にしたが、普通の丼一杯分あるようだ。
麺にコシはなく、醤油辛いツユは出汁が効いていない。残念ながら最近増えてきた讃岐うどんのチェーン店にも劣るようだ。
値段こそ、本場の讃岐うどんと互角に勝負しそうだが、味については比べようもない。ただしラーメンでも感じたが、
常連さんは旨そうに汁を全て飲みきっているので、高山の人と私達とは単に嗜好が違うだけかもしれない。

新井製麺所 (そば / 高山)★★★☆☆ 3.0





さて、ぼつぼつ名古屋へ帰ることにしようかな。
コメント (2)
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奥飛騨慕情 part2

2010-06-22 | 旅行
宿はTV番組で紹介されていたイキフンな山荘。5月にオープンしたばかりで、四方を緑に囲まれ抜群のロケーションを誇っている。

         野の花山荘 0578-89-0030          


吹き抜けのロビー正面の窓からロッククライミングで有名な錫杖岳が見えるはずだが、残念ながら今日の天気では望むことはできない。
薪ストーブ近くのソファーで柚子茶のもてなしをいただき、ホッと一息つく。その後、案内された部屋は10畳の和室だ。







少し離れたところにある貸切露天風呂をスタッフに勧められ、ちょっと恥ずかしさを覚えつつ温泉と共に森林浴も楽しんだ。


                                                               (クロスプロセス)                                



建物内にある風呂へ移動し旅の垢をしっかり落としてから、部屋でゆっくりとくつろいだ後は、お楽しみの夕食だ。



オープンキッチンとなっており、出来立ての料理がカウンター越しに次々と供される。何とお米は本格的なかまど炊きだ。


 サービスで泡盛も一杯 



メインの岩魚の塩焼き 炭でじっくり焼かれたものだから旨いに決まっている。


ご存知、飛騨牛のステーキ ボリュームは然程でもないが、これだけ食べた後なら十分に満足。


耳の不自由なお客様とコミュニケーションをとろうと、一所懸命に筆談しているスタッフに心も動かされた。ご馳走様。

さて、デザートの水羊羹は火が入った暖炉際へ移動して。 




本来ここでお休みなさいとなるはずだが、今回は雑誌「自遊人」の取材のために訪れていたライター及びカメラマンと意気投合し、
オーナー社長を交えた席に夫婦共々飛び入り参加。「鬼殺し」の蔵元が作っているいるという麦焼酎のご相伴に預かってしまった。
7月15日発売と聞いたから、これは買わなければ申し訳ないな(笑) 楽しい夜をありがとう!それじゃあ、改めてお休みなさい。




(爆睡)




朝っ風呂を浴びた後で、朝食をいただく。飛騨の朝といえばやっぱりこれ、ホウ葉味噌!これだけでご飯がご飯が進むクン。



 鮎の一夜干しもあり。小振りだがなかなかマイウ~!


さて、とても愛想のいい社長やスタッフに礼を告げ、次は紅葉の季節に訪れてみたいと心に決めて山荘を後にした。



(おまけ)



山荘から200m程離れたところにあるルピナス群生地を紹介されて行ってみると、思わず息を飲むほどの美しさが待っていた。
コメント (4)
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