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謎の気球は成層圏プラットフォームか

2020-08-18 23:58:32 | 
夕方の東北放送テレビ(TBC)・Nスタみやぎ「謎の飛行物体出現から2カ月・・・
謎を追う天文ファン」が10分の放送があった

TBCの気象予報士の星野誠さんがレポーター
天文にも詳しい方、数年前のサイエンスパブで一緒だったことがある。
番組の最初
大崎生涯学習センター長の遊佐徹さん
宮城県内外から目撃情報が寄せられた
天文ファン・伊藤芳春さんから取材
気球の底部の見え方を説明
東北大学・桒原聡文(くわはらとしのり)准教授
正体は、成層圏プラットフォームではないか?
成層圏プラットフォームとは、成層圏飛行船やソーラープレーンなどの航空機を利用して、
成層圏にあたる高度約20キロメートルの高さに常駐する空中プラットフォームである。
主に通信や放送への活用を目的に研究開発が行われている。
写真は、北海道・大樹町・大樹多目的航空公園内にあるJAXAの施設・大樹航空宇宙実験場
で行われた実験風景、手前は格納庫、奥は管制塔。

 日本では、1998年から2005年まで気球を用いた形式での開発が行われ、1999年からは
ミレニアム・プロジェクトのひとつとなり総務省(情報通信研究機構)、文部科学省
(航空宇宙技術研究所、海洋研究開発機構)などの組織を横断しての研究開発がおこなわれた。
JAXAおよびNICTで2種類の試験機が開発され、2003年には高度16キロメートルまでの上昇、
2004年には全長68メートルの試験機で高度4キロメートルでの定点滞空を実証したものの、
同時期に地上通信網が整備されたため通信基地および中継基地としての可能性が極めて低いと
判断されプロジェクトは終了した。
ワッペン、ピンバッチ、NAL・JAXA時代に成層圏プラットフォームの研究をしていた
ことを思い出した。

番組では、謎の気球の正体は不明・・・
としていたが、管理人は成層圏プラットフォームではないかと思っています。

謎の気球は5日前には中国大陸上空にあったという。
成層圏プラットフォームの各国の開発状況を調べてみなければ・・・


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1 コメント

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Unknown (JA7PRV)
2022-02-12 00:02:29
ヨーロッパ?からアマチュア無線機器実験機器を積んだ気球が日本にも近づき、宮城県内からも複数受信出来たこともありました。
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