星・宙・標石・之波太(しばた)

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仙台市天文台・小石川正弘さん

2013-03-16 21:47:27 | 
今日のパンスターズ彗星:夕方地平線近くに雲があり残念ながら見えませんでした。

仙台市天文台にて13:30~15:00、小・中学生のためのサイエンス講演会が開催されました。
演題:「仙台市天文台と共に 40年」
講師:仙台市教育委員会生涯学習課天文台係長 小石川正弘さん


今月は、12日に続いての仙台市天文台です。柴田町から前回は小一時間で行けましたが、今日は
1時間以上かかり、開始時刻に間に合いませんでした。
少し遅れて会場(加藤・小坂ホール)に到着したので冒頭のところはわかりません。

先ず、今朝方、仙台市天文台1.3mひとみ望遠鏡で撮影した徳島県の岩本さんが発見した「岩本彗星」
の写真を出しました。さすが観測者です。
天文に興味を持った頃の話、高校生の時、親にねだって天体望遠鏡を買ってもらったと話していました。
エイコーの86mm反射望遠鏡です。


実は、管理人も同じ望遠鏡を高校2年の時、アルバイトをして親の援助なしで購入しました。
様々な天体を見ました、家族、友人、近所の人や自転車で母方の祖父母宅まで運び、見せたところ
大変喜んでもらったことを思い出しました。

天文台に入る際、2代目台長の小坂由須人さんの存在がかなり影響していたと話していました。
入ってから、主要天文イベントと重ね合わせての話に、ついつい引き込まれて行きました。
天文台が西公園から錦ケ丘への移転、小惑星、超新星の発見、幻の小石川彗星の話等あっという間に
90分がたちました。質問の時間となり灯りが点けられると客層が小・中学生は半分にも満たない
高齢の方も見える。今回は小・中学生のための、と題があるのに・・・・




終了後、顔なじみの星仲間と話していると、仙台放送の記者がテレビ取材に来たので、講演会の
感想をお話しました。
今後はゆっくり自分のペースで星(惑星)を観測したいと話していました。
40年間、ご苦労さまでした。
天文台に行っても、昔話をしてくれる方がいなくなるので、寂しい限りだ。