goo blog サービス終了のお知らせ 

ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

恥を承知で書く

2015-02-21 11:13:00 | ノンジャンル
おはよ。

次男の言葉通り、今日は寒いですが風がなくて穏やかです。

早朝のももちゃんの散歩も、気持ちよくできました。

暖かいというのは、本当にありがたいんだな・・・


さて、この頃のこと。

長男が結婚しましてしばらく経ちます。

離れている上に、会話が少ない男同士の親子です。

あちらからの情報はありませんが、それながらに二人で仲良く元気にやっていろよと祈っているあたしでした。


彼にはがいまして、彼女もまたあたしとは離れて暮らしている。

そんな彼女とのやり取りが最近ありました。

すでにあたしから知らせている長男の結婚にあたり、「おめでとうと言ったか?」と尋ねたら、「兄ちゃんが何も言ってこないのに、何であたしから言うんだ?」と答えた。

・・・

う~む・・・それはそうだと思ったお父さんです。


もう10年ほど経つのかな?

あたしが離婚した折、親権はあたしが持っていますが、子供たちにはあたしのところでもお母ちゃんのところでも好きな方で暮らせばよいということでお母ちゃんにも納得してもらって決めた。

当時高校2年生の長男はあたしのもとで暮らすことを選び、中学2年生と小学6年生の次男と長女は、お母ちゃんと暮らすことになった。

小さな子供にとって、お母ちゃんと言うのは、お父ちゃんよりずっと大切だと思っていたあたしです。
(長男にとってももちろんお母ちゃんは大切だと思いましたが、高2の彼はそれが判断できるとその時のあたしは思っていた)

それでよいとあたしも思っていた。

・・・

それから10年・・・

長男が結婚して、次男はさておき、長女も21歳です。

10年離れて過ごした二人、それでも兄と妹というのはかけがえがないと考えているあたし。

でもね、そのかけがえのなさという感覚は、親ながらだからなのかもしれません。

もしくは、あたしが勝手に、兄妹と言うものはこうあるべきものと思っているのかもしれません。

たまたま兄と妹だからということで、それぞれの人生にお互い制約があるはずはない。

ただ・・・

そう・・・ただ・・・と思う。

「兄ちゃん、お嫁さんもらったぜ」

と言われて、

「兄ちゃん、おめでとう」

と言える兄と妹の姿はいいじゃないか!

「兄ちゃん、あたし結婚するよ」

と言われて、

「そうか、幸せになるんだぞ」

と言える姿はいいじゃないか!


・・・

親の不出来で、そう出来ない子供たちに申し訳なさが募ります。


子供たちへ

こんなあたしで、すみませんでした。





司馬遼太郎って、すごいんだな

2015-02-20 12:59:00 | ノンジャンル
こんにちは。

次男が言うには、「今週末から暖かくなります」ということで、それを期待しているお父さんです。

寒いのはかなわんぜ。


さて、平日で余裕のあるお父さんは、今日はこちらを見ておりました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19051379

およそ2年前、長男がまだ学生時代の投稿動画。

彼の様子もさながらに、かつてあたしも見た被災地の姿が思い起こされて、つい涙がこぼれました。

あまねく穏やかでありますように。


先日の次男が、このくそサブい時に「釜石に行きたい」と言った理由が「被災地を見たいと思った」と後日聞いたのは偶然ではなかったかもしれません。

彼もまた、あたしや長男のことを知っていました。

その上での考えがあったようです。


パソの画像の向こうで長男が言っていました。

「実際見てみると、想像以上に凄惨でした」


昨夜、なかなか眠られずに、撮り貯めてあったテレビの録画を見た。

NHK 戦後証言プロジェクト 司馬遼太郎

骨太のこの企画はシリーズとして放送されています。

その中の一人に司馬遼太郎がフューチャーされておりました。


その中の一コマ。

「二十一世紀に生きる君たちへ」という題名の本の中で、彼はいっている。

http://gakusix.cocolog-nifty.com/ikirukotoba/2006/12/post_910b.html

彼曰く、どうやら優しさとかいたわりとかは勝手には育たないようで、何かそちらに向かおうとする理由と努力が必要らしい。

それがある人にとっては人とのご縁だったり言葉だったり、あるいは、子供たちが目にしたような実際の光景だったりするのだろうと思う。

それはそれとして、それを求めて出かけた彼らの想いがなぜだったのか?と考えると、育つべき種がすでに彼らの中にあったことをあたしはうれしく思うのでした。


番組で知りましたが、「日本人とは何ぞや?」と司馬遼太郎は考えていたそうです。

実はあたくし、司馬遼太郎の本を読んだことがありませぬ。

田んぼの仲間の隊長は、大好きらしいです。

これも良いご縁で、読んでみようと思っています。

http://cgi2.nhk.or.jp/postwar/shogen/movie.cgi?das_id=D0012100098_00000




お腹が痛いのだ

2015-02-19 14:14:00 | ノンジャンル
こんにちは。

風が強くて、今日もつべたいです。

どちら様もお元気で。


さて、昨日の定休日は、朝から税務署や銀行や歯医者へと走りまして、その後は仕入れでドタバタ。

次男がお休みで、夜は外へ食べに行こうと約束していたので夕方に帰宅。

そして5時。

歩いて行ける沖縄料理の「風車(これで、かじまやーと読みます)」へ二人で。

ずいぶん昔に来たことがありますが、次男は初めてです。

沖縄生まれの大将が、もう20年くらいやってるんじゃないかな?

で、あたしも久しぶりにやってきた。

開店間際で最初の客となりましたあたしたちはカウンターに並んで座りました。

オリオンビールで次男と乾杯をして、さて、沖縄料理を食らうのだ。

実はこの日、あたくしまだ何も食べておりませんで、大食漢の次男と沖縄料理らしい名前のものをズンドコと頼んでやりました。

カウンターに続々と並ぶ料理。



ちょうど蒸しあがったばかりのアグーブタの焼売をみつけたら、これがまたうまかった!



しばらくしたら、二組目のお客さんとして祭の後輩が彼女とやってきて、飲んだ勢いで今度結婚するという二人に祝い唄まで歌ってやった。

隣りで唖然とする次男。

息子よ、これもお父さんなんです。


さて、次男が「もうお腹がいっぱいで食べられない」と言うまで食べたので、お開き。

しこたま飲んで食べましたが、6000円ほどでした。

おぉ、安いじゃないか!

今度は長男夫婦もつれてきてやろう。


さすがにお父さんも食べすぎて(飲みすぎて?)、今日はお腹が痛いぜ。

今夜はおとなしくします。



悼む

2015-02-17 14:04:00 | 己の記録
突然の知らせでした・・・

同級生のお寺の坊主が、足袋を買いに来た。

昨年ご成人を迎えられた彼の御息女が、この度入用で、とのことだった。

男親の彼が娘の24.5cmの足袋を買いに来て、何気の会話で、

「お母ちゃん、死んじゃったんだ」

と言った。

・・・なぬっ?


彼の奥様がお嬢さんとうちに振袖を買いに来てくださったのが、昨年10月の末。

朗らかに穏やかに、お二人で仲良くご吟味いただいてご用命くださった。

ニュージーランドに留学をするというお嬢様でしたので、成人式にはご出席がありませんでしたが、その後、無事に納めて、素敵な写真が撮れたと喜んでくださっていた。

あれから4か月・・・

そのお母様が逝かれた。


書いていいものかどうか迷いつつ、書く・・・


彼女は、かつてあたしがお茶のお稽古をしていた先のお仲間でした。

当時も変わらず、朗らかで穏やかな人でした。

素敵なその人に、思い余って言ったことがある。

「結婚を前提に、お付き合いいただけませんか?」

その時、彼女が答えた。

「もう、嫁ぎ先が決まっているんです」

・・・それが、あたしの同級生の坊主だった。


彼の突然の話で、涙がふきだしたあたし。

彼もまたつられて涙をこぼしながら、後日譚を聞いた。

「あの時、すでに永くはないことをわかっていた彼女は、遺言のつもりで娘に振袖を作ろうと思ったんだ。」

骨髄の病気で、当時すでに彼女たちはそれが治らないことを知っていたらしい。

そして、それがそんなに遠くないこともわかっていたらしい。

ただ、それがこれほど急なこととは思っていなかったと彼は言った。


坊主の彼を前に、「坊主は結婚してはいかんのだ」となじるあたし。

それを、涙を流しながら笑って応えてくれた彼でした。

そして、そんなそぶりは微塵も見せず、お嬢様の着物をご覧に、豊坂屋に来てくださったあの日の彼女を想う。

・・・

Tえちゃん。

どうぞ、穏やかでありますように。

心から心から、お祈り申します。

ありがとうございました。












月曜日はありがたいのだ

2015-02-16 15:23:00 | ノンジャンル
こんにちは。

月曜日。

そして、本日2月16日は、あたしの誕生日なのだったのだ~!

57歳 おめでとう、オレ、パチパチパチ!

朝一番で、次男がおめでとうと言ってくれますた。

ありがとうね。


そして月曜日はご来客がまずないものですから、気分的にゆるくなっているのがうれしいの。

事務所でボンヤリと、長男の投稿動画なんぞを眺めながら、弛緩しております。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21820633

長男がバイクで2度出かけた北海道のツーリングの様子を見て、あたしもまた沸々と旅に出かけたい思いが湧き上がるのでありますね。

行ければよし。

よしんばそれが叶わぬまでも、彼の旅の映像は、過去のあたしの旅の記憶を呼び覚ましてくれまして、それもまた楽しいものとなります。


2015年2月16日、57歳になったばかりのP。

穏やかな月曜日を過ごしております。