こんにちは。
なんつー暑さなんでしょ!
去年までは、店こそ冷房を入れましたが、事務所ではクーラーなしで我慢ができた。
それが、今年は、そうは行かぬ。
あたしが耐えられなくなったのか、気温が上がったのかはよくわかりませんが、そんな中でも省エネに協力したいと思っています。
さて、昨日の回想。
定休日の昨日は、かねてより次男と約束をしていました谷汲山 妙法ヶ岳に山登りに行きました。
今年5月の四国 石槌山以来の登山です。
次男にせっつかれての昨日のプランでありました。
彼は、このためにわざわざ休暇申請をして、お休みをいただいた。
ならば尚のこと、お父さんとしては、楽しい一日となるようにと考えたのですた。
岐阜にあります谷汲山・華厳寺は、西国観音三十三ヶ所めぐりの三十三番目で、結願のお寺として有名です。
一昨年だったかな?亀太郎とそれを満願いたしまして、既に一度、あたしは来ております。
そして、奥の院まで、その時登っておりました。

(2010年 7月13日のこと)
その時、そこからまだ先があって、お山(=妙法ヶ岳)の頂上まであと1.2kmと書いてあったのだけれど、そうとは知らずに飲み物も持たずに来たものだから、その時は引き返したのです。(この時も、とても暑くてヘトヘトだった)
そんな心残りもあったので、お山のピークとしては666m、参考によれば、登り1時間半くらいの行程で、ちょうど良いと思ったのよ。
当日朝6時、我が家を出発。
フリード君は、まだ車の少ない知多中央道、並びに、名古屋高速をスイスイと走りまして、途中22号線沿いのマックで朝食をとって(何年かぶりに、マックのハンバーガーを食べたよ・・・フィレヲフィッシュでしたが・・・おいち)8時半、無事谷汲山到着。
駐車場に車を止めて、いざ、二人で出発です。

(この時すでに気温30度ながら、何も知らずに元気な次男)
テクテクと参道を歩くと、やがて本堂。

100円ずつのお賽銭で、ご本尊にお礼を申し上げながらお参り。
そこから向かって左に行くと、奥の院へ向かう道があります。

(デカイケツ)
ここからは、全くの山道となるのでした。

「ゆっくり行けよ。大きく息を吸えよ。」
と声をかけますが、若さのせいか、次男は結構登るのが早い。
いささか心配しつつもあとを付いていきます。
(あたしも必死)
案の定・・・やがてへばる次男。

「無理だと思ったら、戻ってもいいんだよ」
と言いますが、まだ行けるといいますので、続行。
50分ほど登りましたら、奥の院に到着いたしました。

二人とも汗びっしょりでしたが、笑顔でお参り。
さて、ここから再びお山の頂上を目指します。
なんとな~く重そうな腰を上げて、次男を先頭に登り始めました。
あたしの予想では、ここから40分ほどで頂上です。
それは次男にも知らせています。
ただ、高い気温と湿度。まして深い山の中で、開けた景色が見えません。

(かすかに覗く下界の様子)
また、低いお山なので、「あとこれくらいで、頂上ですよ」というサインが全くない。
細々と続く獣道のようなところは、次男にとっては初体験。

次男もあたしも、汗で体中グズグズになりながら、頑張るのだぁ~!
奥の院から30分ほど登ったところで、次男が足を止めました。
すでに持ってきたアクエリアス2本は飲みきっております。
(あたしは一本の半分くらい飲んでます)
「あと10分、200メートルほどで頂上だと思う。でも、無理だと思うなら戻ればよい」
そう言うと、
「・・・戻る」
と次男。
自分で決断しました。
実際、見た目でもかなりばてておりましたね。
あたしも正直、相当ばてておりました。
低いお山特有の暑さによる消耗を、なめてはいけないのだ!

↑ ここが今回の頂上です。
お山はそれで良い。
次男にもそう言うと、
「石槌山は、暑くなかったからなぁ・・・」
と、ちゃんと理解しておりました。
お前は、偉いっ!
そうやって、お山が楽しめたらよい・・・と、お父さんは思っています。
さて、そうと決まれば下るだけ。
下りはいつも楽で早いのだ。(人生と同じだと次男にも言っております)

ここでアタクシ、はじめての体験。
次男を先頭の下り道で、どうやら道を間違えて、見たこともないところに出た。
それほど外れてはいないと思いつつ、どう考えても、来るときに見た景色と違う。
一瞬、「山で遭難するということは、こういうことか」と理解したですよ。
次男にも学びのお山でしたが、あたしも良い経験ができました。
改めて来た道をもどり、無事に帰りのルートに乗りました。
・・・あぁ、良かった。
再び華厳寺に帰ってきまして、無事の下山を報告して、さてこれからもう一つのお楽しみ。
このそばにある、谷汲温泉へと参ります。
ジャン!

どうせ汗まみれになるので、どこかで温泉でもあれば是非入りたいと思って調べたら、すぐそばにあったんだ。
温泉大好きの二人組は、喜んで立ち寄ったのでありました。
なかなかちゃんとしたスーパー銭湯みたいなところです。
と、ここで事件!
脱衣所でそそくさと裸になる二人・・・
すると、次男があたしに向かって、
「お父さん、血が出ている」
と云う。
言われたところを見てみれば、

確かに血だらけ。
・・・ハハ~ン・・・ヒルでつね。
脱いだ作務衣のズボンをバタバタと振りますと、ボタボタっと、5匹の山ヒルが出てきました。
それも、あたしの血を吸って、丸々としております。
(お腹が一杯なので、既にあたしから剥がれております)
憎らしいですが、殺すには忍びないので、拾って逃がしてやりました。
その後、二人でのんびりと湯船へ。
ついさっきのヘタレ具合はどこへやら?
すっかり気分を一新した親子でありました。
お昼時でしたので、ここでご飯も食べました。
「ビールが飲みたいなぁ」
というあたしに、
「帰ってから飲みなさい」
と諭す次男。
・・・お前は、正解っ!(当たり前)
後は帰るだけとなりました二人でしたが、お父さんは考えていたことがあった。
「今日はきつかっただろう。それでもまだ、お山に登りたいかい?」
次男は、
「楽しかったよ。また行きたい。」
という。
・・・それならばと、帰る途中にFIT HOUSEを見つけたので、次男に登山靴を買ってやりました。
(売っているものですね)
やがて、帰宅。
さて、今度はどこに行こうかな?
いずれ、ついていけなくなるのを楽しみに、また次の旅程を考えたいと思う父でした。
なんつー暑さなんでしょ!
去年までは、店こそ冷房を入れましたが、事務所ではクーラーなしで我慢ができた。
それが、今年は、そうは行かぬ。
あたしが耐えられなくなったのか、気温が上がったのかはよくわかりませんが、そんな中でも省エネに協力したいと思っています。
さて、昨日の回想。
定休日の昨日は、かねてより次男と約束をしていました谷汲山 妙法ヶ岳に山登りに行きました。
今年5月の四国 石槌山以来の登山です。
次男にせっつかれての昨日のプランでありました。
彼は、このためにわざわざ休暇申請をして、お休みをいただいた。
ならば尚のこと、お父さんとしては、楽しい一日となるようにと考えたのですた。
岐阜にあります谷汲山・華厳寺は、西国観音三十三ヶ所めぐりの三十三番目で、結願のお寺として有名です。
一昨年だったかな?亀太郎とそれを満願いたしまして、既に一度、あたしは来ております。
そして、奥の院まで、その時登っておりました。

(2010年 7月13日のこと)
その時、そこからまだ先があって、お山(=妙法ヶ岳)の頂上まであと1.2kmと書いてあったのだけれど、そうとは知らずに飲み物も持たずに来たものだから、その時は引き返したのです。(この時も、とても暑くてヘトヘトだった)
そんな心残りもあったので、お山のピークとしては666m、参考によれば、登り1時間半くらいの行程で、ちょうど良いと思ったのよ。
当日朝6時、我が家を出発。
フリード君は、まだ車の少ない知多中央道、並びに、名古屋高速をスイスイと走りまして、途中22号線沿いのマックで朝食をとって(何年かぶりに、マックのハンバーガーを食べたよ・・・フィレヲフィッシュでしたが・・・おいち)8時半、無事谷汲山到着。
駐車場に車を止めて、いざ、二人で出発です。

(この時すでに気温30度ながら、何も知らずに元気な次男)
テクテクと参道を歩くと、やがて本堂。

100円ずつのお賽銭で、ご本尊にお礼を申し上げながらお参り。
そこから向かって左に行くと、奥の院へ向かう道があります。

(デカイケツ)
ここからは、全くの山道となるのでした。

「ゆっくり行けよ。大きく息を吸えよ。」
と声をかけますが、若さのせいか、次男は結構登るのが早い。
いささか心配しつつもあとを付いていきます。
(あたしも必死)
案の定・・・やがてへばる次男。

「無理だと思ったら、戻ってもいいんだよ」
と言いますが、まだ行けるといいますので、続行。
50分ほど登りましたら、奥の院に到着いたしました。

二人とも汗びっしょりでしたが、笑顔でお参り。
さて、ここから再びお山の頂上を目指します。
なんとな~く重そうな腰を上げて、次男を先頭に登り始めました。
あたしの予想では、ここから40分ほどで頂上です。
それは次男にも知らせています。
ただ、高い気温と湿度。まして深い山の中で、開けた景色が見えません。

(かすかに覗く下界の様子)
また、低いお山なので、「あとこれくらいで、頂上ですよ」というサインが全くない。
細々と続く獣道のようなところは、次男にとっては初体験。

次男もあたしも、汗で体中グズグズになりながら、頑張るのだぁ~!
奥の院から30分ほど登ったところで、次男が足を止めました。
すでに持ってきたアクエリアス2本は飲みきっております。
(あたしは一本の半分くらい飲んでます)
「あと10分、200メートルほどで頂上だと思う。でも、無理だと思うなら戻ればよい」
そう言うと、
「・・・戻る」
と次男。
自分で決断しました。
実際、見た目でもかなりばてておりましたね。
あたしも正直、相当ばてておりました。
低いお山特有の暑さによる消耗を、なめてはいけないのだ!

↑ ここが今回の頂上です。
お山はそれで良い。
次男にもそう言うと、
「石槌山は、暑くなかったからなぁ・・・」
と、ちゃんと理解しておりました。
お前は、偉いっ!
そうやって、お山が楽しめたらよい・・・と、お父さんは思っています。
さて、そうと決まれば下るだけ。
下りはいつも楽で早いのだ。(人生と同じだと次男にも言っております)

ここでアタクシ、はじめての体験。
次男を先頭の下り道で、どうやら道を間違えて、見たこともないところに出た。
それほど外れてはいないと思いつつ、どう考えても、来るときに見た景色と違う。
一瞬、「山で遭難するということは、こういうことか」と理解したですよ。
次男にも学びのお山でしたが、あたしも良い経験ができました。
改めて来た道をもどり、無事に帰りのルートに乗りました。
・・・あぁ、良かった。
再び華厳寺に帰ってきまして、無事の下山を報告して、さてこれからもう一つのお楽しみ。
このそばにある、谷汲温泉へと参ります。
ジャン!

どうせ汗まみれになるので、どこかで温泉でもあれば是非入りたいと思って調べたら、すぐそばにあったんだ。
温泉大好きの二人組は、喜んで立ち寄ったのでありました。
なかなかちゃんとしたスーパー銭湯みたいなところです。
と、ここで事件!
脱衣所でそそくさと裸になる二人・・・
すると、次男があたしに向かって、
「お父さん、血が出ている」
と云う。
言われたところを見てみれば、

確かに血だらけ。
・・・ハハ~ン・・・ヒルでつね。
脱いだ作務衣のズボンをバタバタと振りますと、ボタボタっと、5匹の山ヒルが出てきました。
それも、あたしの血を吸って、丸々としております。
(お腹が一杯なので、既にあたしから剥がれております)
憎らしいですが、殺すには忍びないので、拾って逃がしてやりました。
その後、二人でのんびりと湯船へ。
ついさっきのヘタレ具合はどこへやら?
すっかり気分を一新した親子でありました。
お昼時でしたので、ここでご飯も食べました。
「ビールが飲みたいなぁ」
というあたしに、
「帰ってから飲みなさい」
と諭す次男。
・・・お前は、正解っ!(当たり前)
後は帰るだけとなりました二人でしたが、お父さんは考えていたことがあった。
「今日はきつかっただろう。それでもまだ、お山に登りたいかい?」
次男は、
「楽しかったよ。また行きたい。」
という。
・・・それならばと、帰る途中にFIT HOUSEを見つけたので、次男に登山靴を買ってやりました。
(売っているものですね)
やがて、帰宅。
さて、今度はどこに行こうかな?
いずれ、ついていけなくなるのを楽しみに、また次の旅程を考えたいと思う父でした。