出産

こんにちは。

あたしにとっては、暑くもなく寒くもなく、一番気持ちの良い陽気です。

ももちゃんと散歩に出ても、ももちゃんともども、どこまでも歩いて行ってしまいそうな今朝でした。（でも、開店前にはちゃんと帰りましたよ・・・当たり前）

そんな本日お昼過ぎ、お客様がご来店。

このお客様、実はその方のお嬢さんの結婚に際して、あたしが仲人となった方であります。
（あたしが３０半ばの頃）

商売柄とはいえ、ご縁も強いものなのかもしれません。

ご結婚後随分と経ちますが、積年の祈りが通じましてご懐妊。

そして、予定日を今月１２日としておりました。

そろそろ赤ちゃんの産着（赤ちゃんがお宮参りに来ていく装束です）を見立ててねと親様から言われておりましたところ、お医者さんの判断で、昨夜帝王切開で無事に女の子を出産されました。

「昨日の夜から、寝てないの・・・」

すでにオバアチャンとなられたその方が申されました。

子を望みながら出来なくて、それでもなんとかと祈りながら、その上、高齢出産を覚悟してなおのことの懐妊。

新しい命の誕生と、愛しい一人娘を案ずる気持ちで、ず～っと気力を張り詰めておられたことを察することは容易でありました。


命は、紡がれたご縁の果ての形です。

それを知る時、あなたも私も、花も虫も、愛でられることのない命はないということを悟ります。

それには決して、長短はあっても、軽重はないのですね。

生きとし生けるものは、愛されております。

それをあらためて教えてもらった、本日の出来事でした。

幸せでありますように・・・