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朝乃山の優勝を祝し、富山に全天候型イベントホールを

2019年05月26日 | Weblog

このブログでは、かなり前から、富山に全天候型のイベントホールの建設を提唱してきた。最大の理由は、富山人としての一体感の共有である。幸い、朝乃山の母堂は氷見出身、出身の呉羽中学は富山の呉西とも、呉東とも言えない。この絶妙の立ち位置は、どんな政治家、芸術家、スポーツマンも敵わない統合性があり、全国的な知名度の市場では、5月26日を期し、ほぼ全国民が認知する富山きっての有名人としてデビューする。このような慶事につき、いわゆるタニマチ筋だけの喜びとせず、近未来に横綱への期待を込めて、富山に全天候型のイベント・ホールの企画立案と同時に、半官半民の事業体として成功する全天候型のイベントホールの建設を期待したい。現在、富山県庁で検討されているのは、完全な県営の施設である。これは、財政問題があり、富山人が全国に誇れるような大型施設とはならない。問題は、富山人の民間力として、全国には全くない全戸からの出資による半官半民の株式会社方式である。企業名は「富山愛」である。出資者には、イベントの優先予約、割引予約の特権を株主優待として運用する。朝乃山ブランドは永遠に続かない。バスケット・ボール、女子バレーボール、バトミントンなど国際大会、全国大会の会場として、県民にトップ・レベルの競技を観戦する場所を提供することである。もし富山県が主宰したいなら、数百億円の特別県債を発行し、県債の保有者には、イベントの優先予約、割引予約の特権を付与することができる。問題は、武道館アリーナの名称でも、運営しマネジメントする人材が「超一級」でないと難しい。公務員OBでは難しい。銀行でも、製造業でも難しい。新聞社の事業部が「超一流」であれば問題はないが、正直、そういう人材はいない。幸いなことに、11万人を超える署名を集めた富山県武道協議会には、かの富山県相撲連盟も重要な加盟団体である。北陸新幹線が敦賀まで延伸した段階で、北陸最大級の武道館アリーナが福井や石川に先行されたら終わりである。富山人の授かったこの天運の気を大いに生かしたいものである。朝乃山は、富山の上空に垂れこめた悪い運気を跳ね返してくれた。

 

 

 

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