まず、無理はいわないほうがよい、と答えが返ってきそうだ。そう思うのは、縄文式の富山人である。5G時代の富山人は、そうは思わない。北海道から沖縄まで、最短の結べる物流の拠点は、富山・石川にある。なぜ、前田藩がここに封建されたのか。条件は、初期の江戸よりも条件が良かったからだ。問題は、地政学の面でも好条件を活かせるかどうかである。その典型的な歴史の針路を間違ったのが、馬場はるさんという女性である。馬場家が船の回漕問屋から撤退し、なんと共産主義者の拠点校になる富山高校を蓮町に開校したことである。これにより、富山人の先進の知識人は、イルクーツクにある国際共産主義運動の極東コミンフォルムに秘密裏に繋がっていった。その典型事例が、日本海の逆さ地図である。中沖県政は、この富山高校の人脈を継承し、富山大学の社会科学系の学者と繋がっていた。北日本新聞もしかり。北陸銀行にも共産党の細胞があった。僕は、石井県政には、イルクーツクを原点とする逆さ地図を「戒め」として、北朝鮮:中国共産党東北部に繋がる人脈との断絶を強く進言してきた。過去はさておき、5G時代となると、より効率的な電信幹線を構想するうえで、立山、白山、富士山などの活用がより高度化する。その意味で、弓場の日本列島の中心にあるの中部日本に北部には、5G時代の地政学的な価値が生じる。さらに、大事なのは人文学の要素である。最大の対抗勢力を、北朝鮮・中国東北と考えると、富山県を日本の中の日本の精神文化の中核として名乗ることができる。それが、3世代同居・近住の構造と、保守党員が人口の20分に1に最も近い県である。中国共産党は総人口の20分の1、つまり5%が共産党員である管理社会である。保守王国という抽象論よりも、自由民主党5万人の党員・党友に一番近いのが富山県である。この政治資産効果は、明治期の浄土真宗がもった政治効果よりも大きい。タクシーの運転手さん、電車の運転手さん、こうした職域での党員が、保守党でないと、中国共産党の対日進出、北朝鮮の対日工作には、耐えきれない。あくまでも、日本は倒されるターゲットであることは、1917年のロシア革命ー東大の新人会にはじまる極東の歴史の基本問題であることは、今も、明日も変わりはない。
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