富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

北朝鮮、2月4日より中国、ロシアからの入国禁止

2020年02月05日 | Weblog

Chad O'Carrollのレポートによると、すでに中国、ロシアからの陸路を通じる外国人の入国を禁止し、中国の新型コロナウイルスの侵入を防ぐために自己封鎖を行ったという。このような措置が可能なのは、すでにブラジル、中国、その他の外国から米とトウモロコシの輸入を2019年秋に完了しており、暖房の石炭は自国に豊富にあるから、外国からの経済封鎖でも、自国への入国禁止の措置を取りうるのである。以下、Chad O'Carrollのよるレポートの骨子:Chad O'Carroll February 4, 2020/Since January 21, North Korea has introduced a series of increasingly extreme measures to combat the Chinese novel coronavirus and ensure it is prevented from entering the country./As of February 4, NK Pro understands that tourism is fully prohibited and neither non-resident NGOs nor foreign businesspeople may enter the country. North Korean citizens are also prohibited from crossing the border, either way, with exceptions granted only for the “top 1%,” according to Daily NK. However, NK Pro understands an exemption still exists for cargo to enter the country by land, from China and Russia.

 


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中国心理学者も、国家官僚として防疫戦に参加!

2020年02月05日 | Weblog

マルクス主義の大欠点は、人間を階級属性で区分し、個々の人間の心理の独立性、独自性を切り捨てることにある。従って、この写真のニュースは、中国共産党の機関紙では報道されていない。これは、少数政党である民主同盟の系統の「光明日報」系のネットで公表されたものである。光明日報社は、評論員の解説記事を特集し、国家衛生保険員会、これは民間の研究団体ではなく、日本でい言えば厚生労働省にあたるので、マイクの前にいるのは、閣僚級に近い国家公務員である。李克強が主宰する国務院という国家行政機関には、少数政党の党籍をもつ国家公務員が多数採用されており、中国共産党の教条からはみ出した問題を扱うことになる。マルクス主義は、心理学の専門知識と、国際金融の債券・証券オペレーターの世界の専門家を軽視しているので、この二つの領域から、中国共産党に内部的に「非マルクス主義」の非党ウイルスを繁殖させることができる。従って、真のグローバリズムが浸透すれば、単純な民族・種族主義の中共中央・人民解放軍の限界、異常性が、相対化できる。それが、「人民日報」と「光明日報」との違いとして現れる。現在、新型ウイルスのウイルスの遺伝子情報を解析すると、人民解放軍の重大なミスが明らかにされる可能性がある。なお、武漢という大都市の封鎖から生じる民主の心理の局限化から生じる社会危機を回避するために、民主党派の主導で、心理学的な対策が少しでも有効性を発揮すれば、政治協商会議の役割が拡大し、中共中央の権力構造に変容がみられるかもしれない。現在、王滬寧が「副組長」として、「光明日報」の独自性を容認しているなら、その柔軟さにおいて、中共中央は分裂することはない。アメリカとの貿易交渉に当たった副総理の劉鶴が、国内の物流の総指揮者として、疫病対策に必要な物資のロジスティクス・マネジメントに従事している。つまり、中共中央では、マルクス主義の教条ではなく、マネジメント学の可能性を試していると思われる。3月上旬からの両会【全人代と全国政治協商会議】を延期せずに開催できれば、中共中央の基盤が揺るがない。しかし、その逆もありうる。


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