習近平が、自国の科学研究の落後性について、科学者の研究業績を評価するシステムが、世界最新の科学の体系の照応できていないと指摘。これは、科学院と工程院の院士の合同総会で述べた指針である。論文数、学歴数などの煩雑な指標を唯一の基準とする評価の仕組みに問題があるという。つまり、院士として選ばれた科学者たちをまえに、君たちが選ばれた基準は、古い科学の体系におけるもので、ここの選ばれなかった科学者になかに、新しい科学の体系の担い手が存在するということを述べたのである。これは、極めて重要な指摘である。国家元首が、古い科学としての唯物論と、新しい量子力学をふまえた新唯物論との位相が全く違うことを理解しているのである。たとえば、量子コンピューター、量子通信に関しては、中国は日本との共同研究に依存し、そのような先端の科学者は、科学院にも工程院にも院士として選ばれていないことを知っているのである。政治家が、科学の体系が物性物理から量子を見える化した科学への進化という世界潮流を理解しているのである。日本では、東京大学の理学部が古い物性物理を超え、すでに学部の教育段階で、基礎の量子物理を低学年から鍛えている。名古屋大学では、こうした基礎のうえに実用化への適応が始まっている。中国の科学院・工程院は、すでに博物館に展示される旧知識の担い手にすぎない。
日大バッシングのような一致は、国を過たせる。 goo.gl/t9E2K4
— 中村哲夫 (@shinjyugaku) 2018年6月3日 - 05:44
健全な国粋主義にも、立ち位置を与えるべきである。 goo.gl/LMPovZ
— 中村哲夫 (@shinjyugaku) 2018年6月3日 - 06:27
老将とは、本田圭祐、香川真司、岡崎慎司の3名 goo.gl/FZeiwF
— 中村哲夫 (@shinjyugaku) 2018年6月3日 - 07:26