心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

難病と闘っている方々のことを知りたい方におススメの映画です。

2016-10-21 23:38:18 | おススメの映画
 難病と闘っている方々をドキュメンタリーで映画化した”GIVEN”をおススメします。

 難病という単語は耳にしたことがある人が多いと思いますが、実際に、どんな難病があるのかを知っている人は少ないと思います。

 ましてや、難病と闘っている家族の方々が、どういう気持ちでどういう生活をしているのかを知ることは皆無に等しいことでしょう。

 難病支援の活動を推進している、大住力さんが中心となり、実際に支援しているご家族をドキュメンタリー映画にしたのが本作品です。


 この映画を鑑賞すると、自分が家族に対して抱いている不満?が、どれだけ満たされた環境の中で抱いたのかと自問したくなるほど、恥ずかしくなってしまいます。

 家族全員が、五体満足で生活しているだけで、奇跡に近いことなのに、日常に感謝することなく不平不満を抱えてしまっているのです。

 大事なことを忘れかけたときに、観たい一作です。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

本当の交渉というものを知りたい方におススメの映画!

2016-10-20 20:51:46 | おススメの映画
 米ソ冷戦時代に、双方が敵国のスパイを捕まえ、それぞれの人質を交換する場を作り上げた交渉人の実話をベースにした”ブリッジ・オブ・スパイ”をおススメします。

 この交渉役に抜擢されたのは、民間人である弁護士。

 当初は、双方のスパイ同士の交換だったのですが、東ドイツに取り残された学生を一緒に助け出そうと試みるのです。

 自分自身の命を危険にさらしながらも、双方の人質+学生の計3人の命を救い出す方法を見出す姿は感動ものです。

 自分が交渉人の立場になったら、どんな行動ができたかを想像するだけで、自分の小ささに気づくことができる一作です。


 会社の仕事でハードな交渉をしていると感じている方に、是非とも鑑賞してもらいたい作品です。

 人の命を懸けた交渉と比べて、会社でやっている交渉のレベルの低さに驚かされることでしょう!


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

復讐心が生み出すものを知りたい方におススメの映画!

2016-10-19 21:11:35 | おススメの映画
 レオナルド・ディカプリオ主演の”レヴェナント:蘇えりし者”をおススメします。

 アメリカの開拓時代に、先住民(インディアン)から価値あるものを奪い取ろうとした白人たちが騙し合い、挙げ句の果てには、同僚の息子を殺してしまうという実話をベースにしたものです。

 息子を殺された同僚が抱いた復讐心は、消し去ることができないもので、本当にこれが実話なのかと疑うくらいに、凄まじい経緯を経て、復讐を果たすのです。

 想像できないほどのことを成し遂げられたのは、理不尽なことで息子を殺された人間だからこそ。

 現代人は、動物的能力が低下したとは言え、愛する息子(娘)を殺されたとなれば、途絶えることのない復讐へのエネルギーが沸き起こるのでしょうね。


 イエス・キリストのように、自分を裏切った人をも愛することって、できるのだろうか?!

 復讐心に向き合い、それを克服することができるのかどうかを考えるには、もってこいの映画です。

 実話をベースにしているので、不謹慎な表現に感じられたとしたら、謝ります。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

お金が人間を滅ぼすことを知りたい方におススメの映画です。

2016-10-18 21:33:08 | おススメの映画
 昨日も銀行員が、銀行のお金を着服したという事件が報じられていました。

 お金に執着する人間が、どういう心境になるのかを知りたい方におススメなのが、”神の月”です。

 この映画は、女性銀行員が上得意顧客のところに集金に行き、定期預金などのお金を着服し、若い男との豪遊等に浪費してしまい、最終的には銀行を追われることを描いた一作です。

 最初は、少額の誤魔化しから始まり、徐々にエスカレートしていきます。

 そのエスカレートのスピードは、止まることを知らず青天井に膨らむのです。


 この現象は、限界効用逓減の法則と呼ばれ、同じ金額を使って豪遊する場合でも初回に受ける刺激(=喜び)が最大で、二回目以降の刺激は小さくなるというもの。

 そうすると、前回と同じ以上の刺激を求め、より過激なものに走ってしまうのです。

 冷静に考えれば、誰にでも分かることでしょうが、少額で成功したから、今回も大丈夫!と思い込む心理は、当事者になってみないと分からないのでしょうね。


 映画の世界だけでなく、現実世界でも同様の事件が頻発しているということは、人間はお金の魔力に屈しやすい弱い生き物だということを認識した方がよさそうです。

 私も気をつけるようにします!

 ラクしてお金を手にするという話(=詐欺話?)が横行いている世の中なので。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

自分の命より大切なものを知りたい方におススメの映画です

2016-10-17 21:00:42 | おススメの映画
 日本政府の許可なく、ユダヤ人難民にビザを発給し続けた外交官の実話を映画化した、”杉原千畝”をおススメします。

 自分が置かれた立場で、人類として何が正しいのか自問し、見つけ出した答えを愚直にやり続けた杉原千畝さん。

 やっていることが見つかれば、日本国だけでなく、関係国からお咎め(=死罪)があることは覚悟しての行動だったのです。


 現代日本では、自分の命が最優先で、ラクしてお金を稼げることが素晴らしいことと思われがちですが、そんな現代日本の先輩方に、こんな素晴らしい方がいたなんて感激です。

 自分の命をかけて行動する人に、どんな人がついてきて、自分の死後にどういう評価をされるのかを知るには最適の映画です。

 本作を鑑賞し、失いかけた日本人の誇りを思い出してくださいませ。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。