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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

相手に対する”甘え”について

2013-09-23 19:53:29 | 本のネタ
 相手に対する”甘え”というのは、言わなくても、こちらの気持ちを分かってくれているはず!という気持ちのことを総称して”甘え”と言います。成熟した大人であっても、家族や同僚など、身近な関係になればなるほど、言わなくても分かってくれているはずという甘えが強くなる傾向にあります。
 私自身も、街中で見かけた人や車を運転している際に関わりを持つことになった一見さんには、甘えを持つことなく接することができるようになってきました。例えば、電車の中で老人を目の前にして座席に座り続ける若者や優先席付近に座って携帯をいじりまくっている方を見かけても、周囲が目に入らない方々なんだなぁ。と冷静に見ることができます。が、我が娘たちが同じことをしていると、ガッカリした気持ちになり、娘たちに批判的言葉を投げかけている自分が容易に想像できます。
 これは、娘たちには、私の価値観・考え方を理解してもらっているという”甘え”が発生し、その価値観を尊重しなかった娘たちが悪い!と批判的言葉を投げかけることになるんでしょうね。理屈上は、娘たちの躾という名目で助言しているつもりなのでしょうが、批判的言葉を発するということは、躾の範囲を超えていると自覚しています。批判的言葉では娘たちには本当のメッセージが伝わらないことは明白なので、結局は私自身のストレス発散になっているんですね。会社の同僚に対しても、指導という位置づけで助言しているつもりでも、同僚を批判するニュアンスの発言が入ってしまえば、指導ではなくなるんですよね。躾や指導は、相手に対する愛情を込めて発信することが基本にあるべきですが、私の発言はストレス発散の域を脱していないことに、日々気付かされています。まだ、自分自身で気付けているだけ、コントロール可能であることに望みを持ちたいと思っています。

 みなさんも自身のコミュニケーションを振り返り、誰に対してどういう甘えを持っているのかを見つめなおしてみてください。身近な人に甘えを抱いている自分に気付くはずです。もし、甘えを持って接していることに気付いたら、その相手に反省の言葉を投げかけてみてください。最初は、照れてしまって言葉にできないとこともあるので、手紙を送るというのが効果的です。かくいう私も身近な相手に手紙を送付することから着手しました。最近では、和みの絵ハガキが売っているので、それを利用すると大切なメッセージが伝わりやすいかと思います。恥ずかしがらずに行動してみましょう!

 さて、明日は、リーダーシップについてご紹介予定です。