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◆うぬぼれてはならない

2016年11月03日 07時37分30秒 | 聖書

自分の口でではなく、
ほかの者にあなたをほめさせよ。
自分のくちびるでではなく、よその人によって。(箴言二七2)
このことばは、自分に甘い「うぬぼれ」をいましめているのではないでしょうか。私など、私の話す講演会に人がたくさん集まると、やはり私が来たからだと思ったり、人が集まらないと雨のせいだと考えたりする。――これは、徹底的うぬぼれです。
自分で自分を推薦するこの「うぬぼれ」は知恵のないことで、それはほんとうの基準にならないと聖書は言っています(Ⅱコリント一〇12参照)。自己推薦よりも他人の評価には、耳を傾けるべき点があります。指導者を選ぶ一つの基準として聖書は、評判のよい人をもあげています。しかし、人の言うところも、当てにならないことがあります。
聖書の結論はこうです。「自分で自分を推薦する人でなく、主に推薦される人こそ、受け入れられる人です」(Ⅱコリント一〇18)。神にほめられる人になりなさいということです。うぬぼれはもってのほか、人にほめられるのも大したことではない、ただ神に受け入れられたいと真剣に考えていた使徒パウロは、いつも自分自身を二つの面から徹底的に見ていました。
第一は、自分の肉の中には何一つよいものがない。私は罪人のかしらであり、私が今あるのは、ただ神の恵みとあわれみによるということです。パウロは言います。「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。』……私はその罪人のかしらです」(Ⅰテモテ一15)。「救われたのは、ただ恵みによるのです」(エペソ二5)。
第二は、自分の持っているすべてのよいものは、神から与えられ、神から預かったもので、私のものとして誇るべきものは一つもないことです。私は、神の恵みの管理者として、神の栄光のため人の幸福のため、それを最大に活用すべきなのです。「誇る者は主にあって誇れ」(Ⅰコリント一31)と、パウロは言います。
 

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