さて、今日はランチではなくディナー。従って更新も遅くなりました。伺ったのは美々卯さんの新橋店。このお店は支店も多いので色んな所でランチを頂いていますが、このお店の代名詞とも言ううどんすきはまだ未食。美々卯以外のお店でうどんすきを頂いたことはあるんですが、今日はいよいよ本家本元のうどんすきを頂きます。
場所は新橋駅の日比谷口を出てSL広場へ。SLを右手に見て、先の通りをまっすぐ。最初の信号を渡って右に折れた少し先。6階建てのビル全てがこちらのお店です。流石に大正14年創業の老舗ですね。母体の料亭は更にその前、200年続いていたそうです。
今日は念のため6時半から2名で予約をして伺いました。1階の受付の横には待合席があり、もう既に数名の方が座っています。満員で待っているのではなく、席の割振り待ちだと思われます。予約している旨を告げると、すぐに3階の1室へ案内されました。こちらの部屋はテーブル席のみで4席7卓。お店全体では座敷、堀炬燵席有りで400席近い席数だそうです。この部屋では我々が口開けでしたが、すぐに7,8分の席が埋まりました。
この時期には毎年クリスマスディナーとして出かけますが、今年はもうクリスマスが過ぎてしまったので忘年会でしょうか。予約時にうどんすきコース梅\5,700-(税込、以下同様)と決めていたので、後は飲み物を選びます。私はキリン・フリー\520-で、女房は黒ウーロン茶¥500-で乾杯です。
まずは前菜三種盛合せが登場。つぶ貝、炊合せ、和え物と言った所です。炊合せには数の子や黒豆が入っていてもう正月気分?和えものはほうれん草としめじでクコの実があしらってあります。まあいずれも普通です。
次はお刺身三種盛合せ。内容は鮪、鯛、イカ。花穂紫蘇や菊花もあしらってあります。でもちょっと花穂紫蘇は花が開き切ってるなあ。最近、生魚がNGな女房も白身なら刺身も食べるようになりました。鮪だけは私によこして他は食べています。これもまあ普通ですね。
さて、いよいようどんすきの登場です。鍋が準備され、具もお重で運ばれてきました。お重の中の具は蛤、鶏肉、焼穴子、雁擬、湯葉、白菜、生麩、椎茸、大根、人参、水菜、里芋、餅、隠元。別のお重には太めのうどんも入っています。
そして、海老は活海老か茹海老かを聞かれますので当然活海老をお願いしました。するとこれも小ぶりの蓋付お重で登場。お重の蓋を開けると活海老が2尾、トングで押さえ込まれています。活海老の場合は、このトングで海老を摘んだまま出汁の中で押さえ込むそうです。やってみると結構海老が赤くなっても動いているのが伝わってきます。薬味はレモン、葱、もみじおろし、生姜。卓上の七味は山椒入りで結構辛いものです。
まず最初はお店の方が具とうどんを綺麗に鍋に並べて下さり、ぐつぐつ。野菜などは全て下茹でしてあるので時間はさほどかかりません。鶏肉に火が通ればOK。思い思いに小鉢に具とうどんを取り、薬味も入れていただきます。出汁は関西風の薄味、具の下処理は完ぺき。ありふれた白菜さえ、食べやすくておいしいです。里芋はトロトロねっちり、大根はジューシー。でも湯葉などの淡白なものは別にポン酢でも用意してくれた方がもっとおいしくなりそう。
第一陣では具とうどんを半分ほど投入して、残りの具はお重一つにまとめてあります。今度はこれらを自分で再度投入して第二陣。海老も鶏もおいしいですが、特においしかったのは穴子。脂が乗って味が濃くてまるで鰻のような味わい。女房は穴子と雁擬を絶賛。うどんは決して伸びること無く、いつまでももっちり。餅もトロトロで長ーく伸びてくれます。最後はオレンジと焙じ茶で締めて、あーおいしかった。ごちそう様。
お腹も一杯で心まで暖まった我家の新橋の忘年会でした。
ディナーの後は駅の反対側の汐留まで少し散歩。色んなイベントをやっていましたので写真をいくつか。上段のは人工雪を作っていて、それを浴びながら遊べるイベント。子供たちが大喜び。有馬記念のゲートは蹄鉄を型どっているんでしょうかね。
店舗情報:
美々卯新橋店
東京都港区新橋2-5-6
03-3503-3350
JR山手線新橋駅日比谷口を出てSL広場へ。SLを右に見て駅からまっすぐ遠ざかり、そのまま通りへ。しばらく行った最初の信号を渡り、すぐに右折。少し先の左側のビル。駅から歩いて3,4分。
2015年12月26日(土)
場所は新橋駅の日比谷口を出てSL広場へ。SLを右手に見て、先の通りをまっすぐ。最初の信号を渡って右に折れた少し先。6階建てのビル全てがこちらのお店です。流石に大正14年創業の老舗ですね。母体の料亭は更にその前、200年続いていたそうです。
今日は念のため6時半から2名で予約をして伺いました。1階の受付の横には待合席があり、もう既に数名の方が座っています。満員で待っているのではなく、席の割振り待ちだと思われます。予約している旨を告げると、すぐに3階の1室へ案内されました。こちらの部屋はテーブル席のみで4席7卓。お店全体では座敷、堀炬燵席有りで400席近い席数だそうです。この部屋では我々が口開けでしたが、すぐに7,8分の席が埋まりました。
この時期には毎年クリスマスディナーとして出かけますが、今年はもうクリスマスが過ぎてしまったので忘年会でしょうか。予約時にうどんすきコース梅\5,700-(税込、以下同様)と決めていたので、後は飲み物を選びます。私はキリン・フリー\520-で、女房は黒ウーロン茶¥500-で乾杯です。
まずは前菜三種盛合せが登場。つぶ貝、炊合せ、和え物と言った所です。炊合せには数の子や黒豆が入っていてもう正月気分?和えものはほうれん草としめじでクコの実があしらってあります。まあいずれも普通です。
次はお刺身三種盛合せ。内容は鮪、鯛、イカ。花穂紫蘇や菊花もあしらってあります。でもちょっと花穂紫蘇は花が開き切ってるなあ。最近、生魚がNGな女房も白身なら刺身も食べるようになりました。鮪だけは私によこして他は食べています。これもまあ普通ですね。
さて、いよいようどんすきの登場です。鍋が準備され、具もお重で運ばれてきました。お重の中の具は蛤、鶏肉、焼穴子、雁擬、湯葉、白菜、生麩、椎茸、大根、人参、水菜、里芋、餅、隠元。別のお重には太めのうどんも入っています。
そして、海老は活海老か茹海老かを聞かれますので当然活海老をお願いしました。するとこれも小ぶりの蓋付お重で登場。お重の蓋を開けると活海老が2尾、トングで押さえ込まれています。活海老の場合は、このトングで海老を摘んだまま出汁の中で押さえ込むそうです。やってみると結構海老が赤くなっても動いているのが伝わってきます。薬味はレモン、葱、もみじおろし、生姜。卓上の七味は山椒入りで結構辛いものです。
まず最初はお店の方が具とうどんを綺麗に鍋に並べて下さり、ぐつぐつ。野菜などは全て下茹でしてあるので時間はさほどかかりません。鶏肉に火が通ればOK。思い思いに小鉢に具とうどんを取り、薬味も入れていただきます。出汁は関西風の薄味、具の下処理は完ぺき。ありふれた白菜さえ、食べやすくておいしいです。里芋はトロトロねっちり、大根はジューシー。でも湯葉などの淡白なものは別にポン酢でも用意してくれた方がもっとおいしくなりそう。
第一陣では具とうどんを半分ほど投入して、残りの具はお重一つにまとめてあります。今度はこれらを自分で再度投入して第二陣。海老も鶏もおいしいですが、特においしかったのは穴子。脂が乗って味が濃くてまるで鰻のような味わい。女房は穴子と雁擬を絶賛。うどんは決して伸びること無く、いつまでももっちり。餅もトロトロで長ーく伸びてくれます。最後はオレンジと焙じ茶で締めて、あーおいしかった。ごちそう様。
お腹も一杯で心まで暖まった我家の新橋の忘年会でした。
ディナーの後は駅の反対側の汐留まで少し散歩。色んなイベントをやっていましたので写真をいくつか。上段のは人工雪を作っていて、それを浴びながら遊べるイベント。子供たちが大喜び。有馬記念のゲートは蹄鉄を型どっているんでしょうかね。
店舗情報:
美々卯新橋店
東京都港区新橋2-5-6
03-3503-3350
JR山手線新橋駅日比谷口を出てSL広場へ。SLを右に見て駅からまっすぐ遠ざかり、そのまま通りへ。しばらく行った最初の信号を渡り、すぐに右折。少し先の左側のビル。駅から歩いて3,4分。
2015年12月26日(土)