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土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

かんだやぶそば(蕎麦) JR山手線神田駅

2011-10-26 20:36:50 | 神田
今日は神田レトロランチ第六弾。神田一、いや東京で一番有名な蕎麦屋さんに来ています。明治13年、1880年創業と言いますから130年以上の歴史。この神田レトロランチの中でも一番歴史のあるお店です。前回のまつやさんも非常に趣のあるお店でしたが、こちらのお店も勝るとも劣りません。やはり、まずは店構えをご覧ください。
 
  
板塀に囲まれた一軒家で店舗部分は平屋建。入口から店舗までの石畳の両側には狭いながらも前庭があり、風情を醸し出しています。庭の片隅にはつくばいもしつらえられて、いやがおうにも雰囲気を盛り上げています。
  
この日は12時10分頃入店。広い店内はテーブル席中心に座敷もあり、50人以上は軽く入れそうです。外観同様店内も適度に古く趣があります。8割方は埋まっていましたが、行列することなくすんなりと入れました。こちらの名物はせいろうそば。せいろ蕎麦ではなく、何故か「う」が入るせいろうそばです。季節もののかきそば\1,300-に食指が動きましたが、結局はせいろうそば\700-を2枚お願いしました。待つ間に店内から眺める前庭もいとをかし。
 
しばらく待ってせいろうそばが登場。そばもやしの青汁を練り込んだ外一(蕎麦粉10つなぎ1)の手打ち蕎麦は緑がかっています。辛めですと言われた蕎麦つゆを蕎麦猪口に半分ほど注ぎ、薬味の葱と山葵を溶き、控えめに蕎麦を浸してまず一啜り。蕎麦は喉越し良くツルツルと入っていきます。つゆは本当に辛めで甘みもあまり感じません。これぞ江戸前蕎麦と言う感じです。蕎麦の量は少ないと聞いていましたが、確かにその通りです。2枚でやっと普通の盛り具合で、もう1枚食べたくなりました。
蕎麦湯はよくある塗の木製ではなく土瓶で供されます。蕎麦つゆの量を控えめにしておかないと蕎麦湯で薄めても濃過ぎて飲めなくなりそうです。昔の下町情緒たっぷりのお店で食すそばは江戸前蕎麦の極致です。

店舗情報:
かんだやぶそば
東京都千代田区神田淡路町2-10
03-3251-0287
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通りまで歩き、渡って左へ。最初の路地を右へ入り、3本目の通りに突き当たったすぐ左。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から3,4分。
2011年10月26日(水)
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神田まつや(蕎麦) JR山手線神田駅

2011-10-19 20:28:35 | 神田
今日は神田レトロランチ第五弾です。神田には非常に有名な老舗の蕎麦屋さんが2軒あります。今日伺ったのは、その内の1軒、神田まつやです。創業明治17年と言いますから1884年、実に130年近い歴史です。
  
まずはこの店構えをご覧ください。古いだけでなく非常に趣があります。そのまま時代劇に使えそうな風情のある佇まいです。この日は12時10分頃到着。行列は5人ほどで6人目に並びましたが、回転がいいので5分もたたないうちに席に着けました。店内は6人掛けや8人掛けと言った大きめのテーブル席がメインなので基本的に相席です。6人掛けのテーブルの4人目として案内していただきましたが、それ以上他の方が案内されることはなく比較的ゆったり過ごせました。
 
お昼時とあって5,60席はありそうな店内はごった返していますが、お運びの女性陣がテキパキと切り盛りされています。外観と同様、店内も古く趣があります。特にレトロな柱時計や蕎麦打ちの木鉢などの飾りものも趣があります。相席の方々は納豆そば\900-や大もり\750-、カレー南ばん\950-など思い思いのメニューを頼まれています。この他にキツネやタヌキは\700-、花巻 、玉子とじ、月見そばは\850-と大抵の蕎麦は千円以内で食べれますが、天ぷらそばは\1900-と高くなっています。
 
私がお願いしたのはざるそば\750-。盛りかざるか迷いましたが何となくざるそばを選択。しばらく待って登場したざるそばは二八の手打ちで心もち太めでしょうか。四角くカットされた海苔がふりかけられています。量は極端に少ないと言うことはなく、心もち少なめでしょうか。薬味は葱と山葵で、山葵は本山葵。
まずは蕎麦つゆを控えめにつけて一啜り。喉越しは悪くありませんが蕎麦の風味はさほど感じられず、まあ普通です。蕎麦つゆは基本辛めですが甘みも充分あり、出汁もしっかりと取られていてバランスがよくおいしいです。すぐに食べ終わって、後はゆっくりと蕎麦湯で割ったつゆをいただきます。蕎麦湯はサラサラタイプですが、甘みがよく引き出されて割ったつゆがすごくおいしいです。思わず飲み干しそうになりましたが塩分を気にして自重し、ごちそうさまでした。
昔からの蕎麦屋の伝統をも守りながらも決して敷居は高くなく、風情のある蕎麦屋の神田レトロランチでした。

店舗情報:
神田まつや
東京都千代田区神田須田町1-13
03-3251-1556
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通りまで歩き、渡って左へ。しばらく行った右側。靖国通りには面していないが右側を見ていればすぐにわかる。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から2,3分。
2011年10月19日(水)
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栄屋ミルクホール(軽食・喫茶) JR山手線神田駅

2011-10-11 20:24:17 | 神田
今日は神田レトロランチ第四弾、栄屋ミルクホールです。21世紀の東京の真ん中に、まだこんなお店が残っているのが不思議です。
 
創業は1945年と言うから昭和20年、終戦の年ですね。店構えの雰囲気は昭和30年代でしょうか。創業当時は名前通りミルクホールだったんでしょうが、今ではラーメンとカレーがメインの食堂っぽくなっています。食堂と言ってもメニューの種類はそう多くないのでやっぱり軽食の店と言うのがあっているんでしょうか。
 
実は先週末にもやってきましたが、その時は団体率が高くて満席で入れませんでした。週明けの今日はお一人様率が高く、何とか滑り込むことができました。店内はテーブル席のみで4席6卓、店構えにあったチープなテーブルと丸椅子でレトロ感満載です。今日のランチは軽くすませたかったのでラーメン\590-をお願いしました。他の方の注文を聞いていると、ラーメン単品とラーメンとカレーのセットが多かったようです。
しばらく待ってラーメンが登場。脂の浮いた澄んだスープは鶏がらベースの醤油味、麺はやや細めのストレート麺。具はチャーシュー1枚に、メンマ、ほうれん草、葱。鳴門に海苔こそありませんが正真正銘の東京ラーメンです。麺にスープがよく絡まり、メンマは程よい固さが残り、チャーシューも柔らかくおいしいです。私の大好きな醤油ラーメンの味です。
レトロな雰囲気の中で食すおいしい東京醤油ラーメン、癒された神田レトロランチでした。

店舗情報:
栄屋ミルクホール
東京都千代田区神田多町2-11-7
03-3252-1068
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通り方面へ歩き、靖国通り手前のフレッシュネスバーガーの所を左へ入る。まっすぐ行き、3つ目の4つ辻を左へ曲がったすぐ右。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から2,3分。
2011年10月11日(月)
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アロイナ タベタ(タイ料理) JR山手線神田駅

2011-10-08 16:38:14 | 神田
この日は普通のランチです。実は、レトロランチの第四弾でお目当ての店へ行きましたが満席で入れず。そこで、その辺りをウロウロしていたらタイ料理のお店を見つけ、入ってみたら大正解。
 
調べてみたら、有楽町の同名の有名タイ料理店が神田須田町に出した2店舗目とか。店頭の看板には店名より大きく\630タイ料理とあります。ランチは630円均一のようです。
 
店内はテーブル35席ほどにカウンターも10席程度あります。この日は12時15分頃入店。8割方埋まっていますが、お一人様なのでカウンターに滑り込みます。ランチメニューの種類は多く、カオマンガイにカオナーガイ、タイ風チャーハンにタイ風焼そば、セットメニューにトムヤムクンラーメンなんてのもあります。迷ってしまいそうですが、入る前からグリーンカレーに決めていました。そこで最初に目についたグリーンカレーの付いているCセットをお願いしました。すると前払いとのことなので、先に\630-を払って待ちます。水はセルフサービスで、カウンターに水差しと金属のカップが備えられています。

しばらく待って登場したCセットはワンプレートです。左からパックプン・ファイデーン、小松菜のタイ風炒め。ピリ辛です。ムー・パッ・クーイケム、豚肉のアミ塩辛炒め。独特の風味とかは感じられず、普通の豚肉炒めのような感じ。ゲーン・キィァオ・ワーン、鶏肉のグリーンカレーです。中央には茹で玉子と玉葱のサラダのようなものも少しついています。そしてライスはタイ米です。グリーンカレーの具は筍と鶏肉。このグリーンカレーが最高です。ココナッツミルクの甘みと結構ズシンと来る辛さにコクのある旨みがハーモニーを奏でます。タイ米と混ぜた時のパラパラ感もいい感じ。野菜炒めや豚肉炒めもライスとそれぞれ混ぜて夢中で完食です。額の汗をグイっと拭って冷水を一気飲みしてごちそうさまでした。他のメニューも色々試してみたいと思わせる、刺激的でうまいランチでした。

店舗情報:
aroyna tabeta 神田須田町店(アロイナタベタ)
東京都千代田区神田須田町1-2-3 山房ビル1F
03-3258-9239
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通り方面へ歩き、靖国通り手前のフレッシュネスバーガーの所を左へ入る。まっすぐ行き、外堀通りへ出る1つ手前の4つ辻を右へ曲がった左側。淡路町駅のすぐ近く。神田駅からは歩いて10分ほど。
2011年10月7日(金)
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ニュー本郷(日本料理) JR山手線神田駅

2011-10-08 13:41:19 | 神田
この日は雨も上がって快晴。通勤の行き帰りには金木犀の甘い香りも漂ういい季節になりました。この日は中央通り沿いの須田町、神田レトロランチ第三弾です。
  
このお店は日本料理のニュー本郷。靖国通りとの交差点に程近い中央通り沿いにあります。立派なビルに入っていますがビルの名前は本郷ビル。自社ビルなんでしょうね。創業は昭和10年、1935年です。老舗の日本料理屋と言うと敷居の高さを感じますが、こちらはそんなことはちっともありません。と言うか何だか中途半端。店構えは高級感漂う訳でもなく、かと言って大衆食堂風でも無し。おひるの定食も天ぷら定食や刺身定食、とんかつ定食など大抵は千円以内で食べられます。

この日はやはり12時過ぎに入店。近所のサラリーマンで賑わっています。店内はテーブル席が40席ほど、座敷もあります。上階は宴会場になっているようです。相席で席に着くことができました。店内はほどほどに古く、昭和の香りが漂っています。でもこの店のレトロ感の最たるものは従業員の制服にあります。男性は白シャツに蝶ネクタイ、お姉さま方はメイド服?です。私なんかは昭和30~40年代のデパートの大食堂のウェイトレスの制服に見えてしまいます。メイド服も若い方ならいいですが、こちらのお姉さま方にはちょっと無理が...。
 
色々ある定食から私がお願いしたのは数量限定のにぎわい定食\890-。色んなおかずが少しずつ盛られています。この日のお品書は、サツマイモと舞茸の炊き込みご飯、イワシつみれのお吸い物、サンマ唐揚げ、ナスごま和え、クラゲ酢物、鮪の刺身、筑前煮、梨でした。定期的に内容は変わるようです。煮物や和え物、炊き込み御飯はやさしい味で、とくに特徴は感じられません。でも皮をむいた茄子のきれいな翡翠色に老舗日本料理屋の片鱗を見たような気がします。ボリュームは見た目ほどあるわけではなく、ちょうどお腹が満足する程度です。レトロな雰囲気の中で味わう普通の定食でした。

店舗情報:
レストラン ニュー本郷
東京都千代田区神田須田町1-16 本郷ビル
03-3252-5651
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通り方面へ行き、靖国通りとの交差点の手前右側。駅から歩いて4、5分。
2011年10月6日(木)
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