教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

イメージ戦略

2015-03-19 | 音楽的アドバイス

「ステージ衣装は特にないの?」ってたまに聞いたりするんだけど、

まあ、アーティストにはそれぞれやり方があるから何も特別な格好で

演奏をしなくても一向に構わない。

ただ、自分たちを覚えてもらう手段として、当然、素晴らしい音楽が一番

大事で、パフォーマンスやイメージは二の次かも知れないけど、やはり

人々に手っ取り早く覚えてもらって、興味を持ってもらい、記憶に刷り込むには

視覚イメージにうったえるのはやはりいい作戦だとは思う。

 

ステージ衣装もそうで、やはり普段着でステージに上がると、よほどインパクトの

ある人物、演奏でないと、あまり興味を持ってもらえない可能性が高い。

少しでも「特別感」を出すために衣装を着るのは広くアーティストとしての常套手段

だと思う。もちろん逆に普段着なのに物凄い演奏とかオーラとか、尋常でない

ものをかもし出すことができればそれはそれで目立つだろうけど、多分、それほどの

人物はめったにいない。

 

衣装をもう一歩進めて、バンド全体のイメージとして考えるのも昔からの

常套手段だね。

 

以前、紹介した「SEKAI NO OWARI」も本人たちが意図したのかどうかは

わからないけど、独自なイメージでまず音を聞く前に人々の記憶に残ることが

出来る。あとは音で勝負ということで、音もよかったので売れたんだろう。

 

まあ、ここまでくるとわかりやすいよね。

 

まあ、KISSと来たら、これもか・・・。

 

ビートルズもマネージャーのブライアン・エプスタインの戦略で、襟無しスーツや

マッシュルームカットなどのイメージに。

 

衣装はバラバラだけど、これもインパクト大。

 

その国の伝統衣装を部分的に取り入れるのも新鮮でいいよね。

 

ロックミュージシャンと言えば、やはりこんなイメージ。

 

Queenもインパクトありましたねえ。

 

パープルの女人禁制(笑)のイメージもなかなか・・・。

 

捕らえられた宇宙人です。

 

まあ、こういったビジュアル戦略は枚挙に暇がないわけだけど、自分たちが人々に

どう見えるのか?も考えて活動するといいかもよ。

大体日本以外もそうだけど、今は日本のかわいい文化とかオタク文化とか、

ギャルメイクだとか、きゃりーぱみゅぱみゅだとか、世界中、お花畑の人が

多いんだから視覚からだます(?)のも手っ取り早いぞ(笑)。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Mako-San)
2015-03-20 00:58:33
僕の場合は、キティちゃんの
ギターストラップですね。
結構な確率で覚えてもらっています(笑)。
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Unknown (TOSHI)
2015-03-20 01:20:12
言えてます!(笑)
あれは強烈に残ります。
それと、色もあると思ってます。
大概Mako-sanは黒っぽい服のイメージがあって、
その中のピンクなんで、より目立つんですね。
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