バンドを続けていくのは非常に大変なことで、実際プロでも何年も続くバンドもあれば、
2年くらいで急激に売れて、あっさり解散するバンドも多い。
一番大きい理由としてはまあ、音楽性の違い、あるいは単純に人間関係、ってのが
多いのかなあ。
人間関係ってのはとりあえず置いといて(笑)、音楽性の違いってのはなかなか
どうしようもない理由だよね。
ただ昔から少し不思議・・・と言うか、少し疑問に思っていたんだけど、
大体はいつもほぼ同じ音楽性のバンドがほとんどなんだけど、中には
アルバムごとにガラっと変えてくるバンドもいて、それはそれで面白いんだけど
なかなか難しくて、ファンがついていけない場合もあるよね。
もちろんいつも同じじゃやってるほうもつまらないから、変わるのはいいと思うけど、
ファッションとともにガラッと変えてくるほどだと戸惑う場合も少なくないかも知れないね。
まあ、どこまで変えるかにもよると思うんだけど、例えば「根底にはロックがあるけど、
今回はブルース要素が強いとかファンクっぽい」とか、あるいはイメージも「誰?」って
ほど変わらなければ大丈夫だろうけどね。
進化、と言うならまあ、仕方ないんだけど、そもそもやりたい音楽で始めて、その後
アルバム1~2枚くらいで全然違う音楽性になるってのは少し不思議でもある。
仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、その際に前の音楽性を悪く言わないで欲しいよね。
気に入って応援していたファンがかわいそうだよね。
バンド、あるいはそのアーティストが非常に個性的で、音楽性、ファッションが変わっても
それほどダメージを受けない場合も確かにあるし、そもそも変化した音楽が本当に
素晴らしいものなら大丈夫なんだろうけど、まあ、一度、その音楽性で成功した場合は
コロコロ変えるのはちょっと危険な気もする。
ロックが好きでそのバンドを好きになったのに、ファンクとかレゲエとかやりだしたら、
ついていけないでしょう?普通(笑)。
エアロスミスとかKISSとかローリング・ストーンズとか・・・AC/DCとか(笑)。ま、いつも
同じだよね。多少のそのときの流行り廃りは入ってくるけど、イメージも含めそれほど
変わらない。だからってわけでもないだろうけど、相当長い間、生き残っている。
逆にデヴィット・ボウイとかビートルズとか・・・アーティスト自身が非常に強くて、音楽性や
イメージが変化してもずっと受け入れられてきたアーティストもいる。ま、ビートルズは
解散したけど、あれだけ変化に富んだアルバムを作っても、内容が素晴らしかったので
人気は衰えなかったし、アルバムごとにファンを喜ばせることが出来たよね。
(微妙なアルバムもないことはないと思うけど(笑))
そもそも人々に自分たちの音楽性やイメージが浸透するまでに少しタイムラグがあるんじゃ
ないかなとも思う。バンド側が飽きた頃に、人々はやっと夢中になってくれると・・・。(苦笑
よく「俺たちは以前と同じアルバムは絶対に作らない。ファンを裏切り続けて驚かせたいんだ」
なんて言うバンドもいるけど、まあ、それで続いているバンドは稀だね。
大体難しく考えすぎてポシャっていく場合が多い。
そんなことが昔からあるんじゃないかなあ・・・と漠然と思っていたわけです。
「失敗作」と言われたアルバムありましたね(笑)。
その数年後にエクストリームが
ほぼ同じ事やって売れてしまう
訳ですが。
洋楽は、それでもいいのですが
邦楽は、まずは、芸能界なので
違った意味でキャラが確立されて
人気が出ていないとむずかしいで
しょうね。
バンドだと思っています。フレディがかなり変貌を遂げて
いきますが(笑)、ギリギリついていけるというか、何より
作っている楽曲がクオリティが落ちていっていない、新たな
素晴らしい楽曲を提供してくれたと思いますね。
邦楽はおっしゃるとおり”芸”能界の部分も大きいので、
ヘタするとキャラさえ確立してしまえば生き残れ、または
俳優って手もありますからね。(笑)
大衆は”わかりやすさ”も大事だったりするのでそこも
重要なポイントですよね。