続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

町公平委員会より裁決(免職処分を承認)の報告あり

2014年04月14日 | お知らせ

  好天に恵まれた恒例の桜バザー風景

まだ少し桜の残った土日、水上隣保館での「桜バザー」に出かけ、最後の桜を楽しみました。丁度昨年の今ごろは選挙の真っ最中でありました。
地球温暖化のせいか最近は桜の開花時期が1週間ほど早く、桜満開の下での開催とはなりにくくなっていますがそれでも毎年沢山の人や家族連れで
賑わう年中行事としてみんなを楽しませてくれる主催者、出展者、運営スタッフの皆さんに感謝します。

[公平委員会からの裁決報告]
さてこのほど島本町公平委員会より平成24年度の第1号事案にかかる「裁決書(写)」(3月25日付け)が議長経由で送付されてきました。
一昨年10月、町教育委員会事務局生涯学習課職員主査に対して懲戒免職処分を下したことに対する本人からの不服申し立て事案について今まで
数回の公平委員会が開かれてきたものです。(2013年9月27付ブログ参照下さい)

結論である裁決書の主文は「処分者が平成24年10月12日付けで申し立て人に対して行った懲戒免職処分は、これを承認する」となっています。
裁決書の中には「事実及び理由」が縷々述べられていますが、端的には「申立人が約6年間という長期にわたり勤務時間中のゴルフや海外旅行
の遊興等自己中心的な非違行為を行い、また出勤簿に出勤と記載するなどあたかも自己が適正に勤務したかのごとく装って、非違行為を隠ぺい
していたことを考慮すると、申立人の行為は、公務遂行上もっとも大切な住民の信頼を裏切るものであり、社会秩序を乱し、公務員に対する
社会的信用を著しく損なうものであり、その責任は重大である」としています。

このような事案が起きること自体極めて恥ずかしい話であり、納税者である町民に対してお詫びしなければならない。本来はこのような実態が
長年続いていながら見逃されて来たという事実こそが本質的な問題であり、町及び町教育委員会のトップはそのガバナンス欠如を大いに反省して
貰わねばならない。議会、議員としても二度とこのような情けない事態が起きないよう厳しくウオッチしていきたい。
これで給与返還訴訟の方もスムーズに行くものと期待する。


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