続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

ノーベル物理学賞に続いて平和憲法を守ってきた日本国民にノーベル平和賞を

2014年10月09日 | 日々の思い


先日来の報道で日本人3人の研究者へのノーベル物理学賞受賞に賞賛の声と日本人の誇りなどについて語られているが本当に嬉しい。
今回の受賞者の喜びの中でも特に印象的なのは「実社会の役に立つ研究で成果が出せたことが一番嬉しい」という言葉であった。
我々の生活のあらゆる場面で利用され、恩恵を受けているLEDの実用化にこぎつけた功績は計り知れないものがある。正にエジソン
の白熱電球以来の照明の革命とまで言われる所以であろう。

しかしここに至るまでには素地として多くの研究者の努力があったことも忘れてはならない。と昨日の日経夕刊紙には続報があった。
そこには二人の研究者のことが書いてあった。一人は赤色のLEDを開発した米国イリノイ大学のニック・ホロニアック教授でもう一人
はその赤色LED(開発当初は暗かった)を明るい赤色に光らせることに成功した東北大学名誉教授の西沢潤一氏であると。氏はその後
緑色のLEDも開発し、光の3原色のうち2色が1960年代に実用レベルに達した。そして今回受賞の対象となった青色のLED開発である。
3色のLEDが開発されるまでの歴史においてこの二人の貢献も忘れてはならないとのこと。

いよいよ明日にはノーベル平和賞の発表がある。去る7日の朝日新聞には「ノルウエーの民間研究団体であるオスロ国際平和研究所が
予測したところでは日本の平和憲法が1番の候補になっている」という記事が掲載されていた。
集団的自衛権の行使を容認するという閣議決定をしたり、防衛装備移転三原則と称して武器の輸出を事実上解禁したりと今の安倍政権は
全く平和憲法に反した行動が目立つ。今回平和賞が決定したら(受賞対象は日本国民の筈)一体どうするのか。世界が注目している。
いずれにしてもこの平和憲法をノーベル賞候補に申請したという一主婦にアッパレをあげたいものである。明日が楽しみである。

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