トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「発酵惣菜(奈良漬け編)」

2024-04-14 | 何よりの楽しみ

 マイブーム中の発酵惣菜、ザーサイ編を食べきったので出かける前にヨーグルトの水抜きと乾燥糀の戻しをセットしておいた。今回、混ぜ合わせる相手はツボ漬け、高菜漬け、イブリガッコと妄想していたのだけれど主材料がザワークラウトなので相手を変えたくなって「シイタケの佃煮」が良かろうと夕刻にスーパーに行った。並んでいる心算だったが見当たらず、茎ワカメの佃煮も合いそうに思えたしコンブの佃煮も良さそうだったのだがキュウリとウリの奈良漬けになった。

 準備は済んでいるので相手が決まれば結婚は早い。もう相見互い身・六根清浄・合縁奇縁で目出度く合体が済んだのであった。まあ、近代と言えど姥捨て山の領主様、小生にはいまだに初爺権があるから早速大匙で口に入れてみる。ザーサイとは異なる旨味で、糀と奈良漬けからくるほんのりとした甘みが何とも心地よいのだった。この発酵惣菜、食べるたびに思うのだけれど「惣菜と言うよりサラダ感覚、と言うより新手のスイーツ⁉」と言いたい味わいがあるのだ。粉もんで作らない、砂糖やバターをつかわない、加熱や焼きが不要、と緊急時の健康維持にも簡単ベースでの一菜宣言したい!。

 キャベツは延し棒で半殺し、刻んで塩分3%で圧縮密閉5日間行った

 ベースはここ数回、キムチからザワークラウトにしているのだが今回は塩分3%で常温5日間発酵させたものである。保存瓶の中で被せたフィルムが盛り上がっていたのでガスが出てきたのは間違いないし味見をしても酸味が出ている。しかしザワークラウト自体は塩分3%だと小生には塩辛いのだが、塩分の無いヨーグルトチーズや糀と混ぜ合わせるから敢て3%で漬け込んだのである。予想通り、全て合わせた味では塩味は感じられず奈良漬けと糀の味わいが優しいのだった。一方でドライフルーツも栄養価を高められ美味しいかも…とイチジクを購入したのだが味見してみると種子が舌に触る、で今回はパスした。瓶詰だったが種抜きのオリーブやベトナムのキュウリのピクルスも美味しそう。しばらくは執着地獄が続きそうだ。


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