親愛なるマイミクさんの勧めで、このドラマの最終回を見た。
そもそも恋愛ドラマなど見ない俺だが・・・・。
三浦春馬は、とても良かった。
演技力どうこう以前に、難しい役をこなしている立派な「役者」だった。
これから先、本格派としてやっていけるんじゃないかな。
こういう難病を扱ったドラマは、綿密な取材がないと成り立たないが、
専門家からの批判もなかったようで、相当調べ上げて作っていたように思う。
脚本の好みは分かれるだろうが、隙のない「堅実な作り」だった。
個人的には、多部未華子が講演の最後で涙するシーンが気になった。
あれは、残念だが、目薬をさして、涙に見せた「泣く芝居」である。
他の役者はそういった印象を受けなかったから、本気で涙していたのかもしれないが、
多部の場合は、完全に芝居だと分かってしまったので、残念だった。
それに、こういうドラマのヒロインなら、堀北真希にやってほしかった。
純愛を描いた場合、ヒロインは可憐で純潔な感じがいい。
その点、多部は、性格が自己中でわがままそうだから、どこか違和感がある。
もしも、これが、あの剛力・・だったら、ドラマは最初から終わっていた(笑)。
余談だが、剛力・・は、ロングヘアでデビューすべきだった。
そのほうがカワイイし、事務所はキャラの選択を間違ったように思うが・・。
久しぶりに、こんな少女マンガのようなドラマを見たけど、新鮮ではあった。
きっと、中学か高校時代の自分が見たら、素直に感動していたかもしれない。
今の自分は、脚本にキャスティングに、役者の演技力まで見てしまう。目が肥えてしまっている。
それに、今の時代は、こういう難病を扱った純愛ドラマを求めてはいない。
「半沢直樹」がそうだったように、時代の風をとらえたドラマを見てみたいと思うのだ。