全てを忘れて、初めてのつもりで観た。
まっさらの状態でじっくり観てみた。
途中で「ああ・・こりゃあ名作だワ!」と思った。
心にジーンとくるハートフルな感動あり、胸キュンあり、
これ以上ない濃厚な告白シーンあり、スリル満点のドキドキシーンがあり、
思わず笑えるシーンもありで・・映画の輝きが全てはいっている。
最後で「いや・・・こりゃあ傑作だ」とつぶやいた。
観終わってからは、TVに向かって拍手している自分がいた(笑)。
第38回のアカデミー賞を5部門(作品、監督、音響、音楽編集、編集)も勝ち取った値打ちがある。
なぜ、ジュリー・アンドリュースが主演女優賞を取れなかったのか?と不思議に思って調べたら、
ジュリー・クリスティ(映画「ダーリング」)が取っていた。
ああ!ジュリー・クリスティが相手なら仕方がない。無理もない。うん。
http://wonderland02.web.fc2.com/movie/academy/1965.html
それと、この映画は、女性の視点から描かれているせいか、
あまり長く観ていると、男には感覚的に多少つらい部分があるのも事実だ。
まあ、それでも、そんなどうでもいい事とは関係なしに、極上に素晴らしい映画だし、
休日にじっくり見るには文句のない名作、いや、傑作です。
もしかしたら、この映画から「天使にラブソングを」も生まれてきたのかもね。