疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

映画「ミス・ポター」

2014年03月11日 | Weblog




あの「ピーター・ラビット」の作者、ビアトリクス・ポターの人生を描いた作品。

2006年製作で、巷での評価はそこそこ良かったようだ。



世界的に有名な絵本作家の自伝的映画なので、

悲恋もあるけど、当たり障りがないように描かれていると思う。

上流階級に育った娘が、その才能を生かして成功するといった作りで、

その意味では、「赤毛のアン」に通じる女性ウケするサクセスストーリーである。


ポター女史の事実と違う点がいくつかあったようで、そこは残念。

どうせなら、事実を曲げることなく忠実に描いて欲しかったと思う。




それでも、イギリスの美しい湖水地方の風景と、

主演のレネー・ゼルウィガーの笑顔に引き込まれて、

「この映画が好きだ」という人は、自分も含めてたくさんいるに違いない。

こんな田舎で自由に暮らせたら・・と誰もが思うだろう。



「ピーター・ラビット」は、世界中で、累計1億5000万部は売れているそうだ。

日本で言えば、手塚治虫先生のような神様級漫画家の自伝である。そう悪くは描けまい(笑)








コメント (2)
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