疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

映画「ポカホンタス」とウクライナ問題

2014年03月04日 | Weblog




ディズニー映画「ポカホンタス」を観たら、案外良かった。

絵は、いまひとつだけど、内容がとてもいい。



そこには、侵略者とそれにあがなう者たちとの普遍的なテーマがあった。

武力によって強引に支配しようとする者はいつの時代でもおり、

そこから生まれる戦いは、憎しみを生むだけで、何も解決することはできない。

互いが歩み寄り、共生していくことに道がある。



映画「ポカホンタス」には、アニメを超えた深いメッセージ性があった。

その意味で、とてもいい映画だと思ったのだった。




現代では、中国はウイグルを、ロシアはウルグアイを力で押えつけ支配しようとしている。

武力で弱者をなんとかしようというのは、力を持つ者の驕りである。

結局は、心までは支配できないので、最後の最後にひっくり返されるのだ。

中国の習近平も、ロシアのプーチンも、とてもとても愚かな事をしている。




それで、もし、ウルグアイが、存続していくに足る国ならば、

そこに英雄が現れるか、国際世論が必ず助け船を出す筈だ。


それは、かつて、イギリスによってフランスが侵略され、滅亡寸前となった時に、

ジャンヌ・ダルクが現れてフランスの危機を救ったのと同じであり、

日本で言えば、幕末に、坂本竜馬や維新の志士が現れて、

欧米諸国から、植民地化されようとする日本を救ったのと同じなのだ。


自国に英雄が出ないのであれば、世界が弱小国を守り救い出すべきだと・・・。




・・・って、いろんなことを考えさせられてしまった。

ディズニー映画「ポカホンタス」。絵はイマイチだけど、内容が良しで80点です。




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