
タイトルを何も思いつかないので「オンナ」としました(笑)
まあ、なんでもいいんです。特にこだわりません。
この絵の元になっているのは、小林千登勢さん。
大昔の日本映画「青春放課後」のヒロインです。

この映画を見るまで知らなかったんですが、とてもいい感じの美人です。
昔の美人女優は、人前で、下手な失敗をしちゃいけないという意識が強くあって、
必要以上に上品に振舞ったり、無駄に飾ったりしてますが、
この人は、そういう印象がありません。だから、不思議な美人です。
また、小津安二郎さんの脚本は、美女を生き生きと魅力的に描き出します。
小津映画は、どの作品も似たようなストーリーなのですが、
小津氏は、戦場に行った経験があり、その戦地で夢見たり想い憧れたことが、
繰り返しフィルムに焼き映され、映画として結実しているんだろうな~と思っています。
その意味では、戦地に放り込まれた辛い経験が、小津映画の「原流」を生み出した。
本来不幸なことも、想像力を駆使する芸術家には、プラスに働いたのかもしれません。