疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

鉛筆ラフ「小野小町 その1」

2019年06月10日 | Weblog




美人画研究会の次のテーマは、小野小町。

世界三大美女と言われる平安時代末期の人物です。


しかし、いったいどこのアホーが世界三大美女と言ったのか??

これ言った奴、マジで責任取ってくれ!

資料も非常に限られているので、イメージがつかめません。

だったら、当時の美人像も全てシカトして、自分の好きに描くことにしました。



でも、平安時代も調べていくと、いろいろ面白いですね。

平均寿命が、貴族の男で約33歳、女で27歳くらいだそうです。

奈良時代から平安初期まであった戸籍と、和名なんちゃら抄とか拾芥抄とかで判るようです。

人口は、平安京で10~12万人、日本全体で500万~600万人くらいはいたとか・・。



まあ、あといろいろありますが、1200年前だし現代とは隔世の観がありますね。

当時は、結婚も通い婚が普通で、夜這いの文化があり「できちゃった婚」も当たり前とか(笑)


風呂の習慣もなくて、庶民は基本蒸し風呂に入って汗を流したようです。

宗教的な理由で、貴族は、その蒸し風呂にもほとんど入りませんでした。

当然ながら、小野小町も十二単を着こんでいながら、夏でも入浴はしません。

髪だけはきっちり洗っていたようですが、風呂に入らない美女って・・



それにしても、そんな時代の女性を世界三大美女って、ホンマに誰が言うたんやろ!!責任取れーーっ!!






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉛筆ラフ「誰が年増区や!」

2019年06月10日 | Weblog




なんだかもうわけがわかりません。

一晩にこう何枚も描いてますと、息抜きが必要です。


年齢を気にして厚化粧してしまった奥様に、

東京都年増区の奥様か?みたいに冷やかした男がおりまして、

その男に、奥様がにこやかに言い返してるところでしょうか。

誰が年増区や!そんな区はあらへんってな感じです(笑)


これは、お茶会での一コマというイメージで、

気心の知れた仲間内でのジョークというわけです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉛筆ラフ「緑風」

2019年06月10日 | Weblog




ようやく一人の時間が確保できて、今夜3枚目です(笑)

やっぱり、創作活動には必要なんですね~。


一人というのは、決して独りではなくて、

特に、絵に集中してる時間は、本当に貴重で素敵な時間です。



タイトルの「緑風」とは、青葉を吹く初夏の風。薫風ともいいます。

この絵の場合は、青葉は若い男を指します。


その青葉の心をザワザワと揺らす美しい女性がすなわち緑風です。

ちょっと年上の美人さんが緑風にふさわしいかもしれません。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉛筆ラフ「風にそよぐ」

2019年06月10日 | Weblog




けっこう前に撮ったモデルさんです。

浴衣姿がとてもよく似合う子でした。


風にそよぐ髪がとてもいい感じで、絵にしたくなりました。

撮影した当初は、こういう魅力がうまく表現できませんでした。

自分の絵は写実ではなく、似顔絵でもありません。

あくまで印象を捉えて、さらに美しく描いています。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉛筆ラフ「君の線香花火」

2019年06月10日 | Weblog




夏の風物の花火でございます。

しかも、線香花火ですね。


これを浴衣の美女がやりますと、なんとも言えない夏を感じます(笑)

線香花火はどこか切ないんですが、それもまた風流であります。

でも、切ないだけではダメで、そこはかとなく美しいことが大事です。

こういう美しさは、日本人だけのものかもしれません。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする