美人画研究会の次のテーマは、小野小町。
世界三大美女と言われる平安時代末期の人物です。
しかし、いったいどこのアホーが世界三大美女と言ったのか??
これ言った奴、マジで責任取ってくれ!
資料も非常に限られているので、イメージがつかめません。
だったら、当時の美人像も全てシカトして、自分の好きに描くことにしました。
でも、平安時代も調べていくと、いろいろ面白いですね。
平均寿命が、貴族の男で約33歳、女で27歳くらいだそうです。
奈良時代から平安初期まであった戸籍と、和名なんちゃら抄とか拾芥抄とかで判るようです。
人口は、平安京で10~12万人、日本全体で500万~600万人くらいはいたとか・・。
まあ、あといろいろありますが、1200年前だし現代とは隔世の観がありますね。
当時は、結婚も通い婚が普通で、夜這いの文化があり「できちゃった婚」も当たり前とか(笑)
風呂の習慣もなくて、庶民は基本蒸し風呂に入って汗を流したようです。
宗教的な理由で、貴族は、その蒸し風呂にもほとんど入りませんでした。
当然ながら、小野小町も十二単を着こんでいながら、夏でも入浴はしません。
髪だけはきっちり洗っていたようですが、風呂に入らない美女って・・
それにしても、そんな時代の女性を世界三大美女って、ホンマに誰が言うたんやろ!!責任取れーーっ!!