「本田宗一郎の見方・考え方」という本を買ってしまった。
最初は、あまり興味がなかった人物だが、いやはや発想が面白い。
ちなみに、この人は、究極の技術屋で、昭和の戦後復興の波に乗って、
ただの町工場を、世界のホンダにまで大きくした人物だ。
例えば、この本に載ってる、本田宗一郎氏の言葉も面白い。
「良い物を作れば、必ず売れて、事業も繁栄するかといえば、そうとは限らない。
なぜなら、石臼をいかに巧みに作っても、現代の商品とはならないからだ。
つまり、制作する品物が、その時代の大衆の生活に求められる内容と、
美的要素を持たなければならないのである。
事業の根本は、まず時代の大衆の要求を知ることである。」
当たり前のことかもしれないが、改めて「そりゃそうだ!」と気付かされる。
しかも、この人、発想の天才かと思いきや、実は、苦しんで苦しんで、
夜も寝られないくらい苦しんで、そうして、斬新なアイデアを思いつくのだと言う・・。
そういう話を読んでいくと、大いに勇気付けられる気がするのだ。
そう言えば、来週から、「キューリ味のペプシ」が、巷で発売される。
ウソではない。期間限定だそうだが、キューリ味とはちょっとすごい!
いろいろな野菜を試した結果、売り出そうということになったんだと思うが、
これまでにまったく前例のない、驚くほど奇抜なアイデアの炭酸飲料だ。
試飲した人の話では、メロン味のようだとも聞く・・。
「ペプシ アイス キューカンバ」・・・俺も、一度飲んでみたい。