参加ユーザーが考え、投稿を行い、ベストなアイデアを決定し、そのアイデアをオークションを通して企業が購入するという、アイデアオークションサイト「Mazer」が公開されました。
http://mazer.jp/
Mazerは、「ニッポンをよりよくするためのアイデアをみんなで考えてまぜる。その方法と仕組み」をコンセプトとして開発されたインターネット上のソーシャル・プラットフォーム。Mazerでは、投稿されたアイデアのなかからベスト5に選ばれたアイデアを、企業や団体などがオークションを通して購入できる。
毎週月曜日に「お題」が発表され、それに対して直感的に思いつく「ひらめき」(アイデアの種)を募集。水曜日にはクリエイティブ・ディレクターからアイデアを考える上での「まぜる」要素となる「Mazer(マザー)」が発表される。
以降は金曜日いっぱいまで、それまでに投稿された「ひらめき」と「Mazer」を組み合わせた「アイデア」を募集するという流れとなっている。
ちなみに。この仕組みのベースを提供しているMazer制作委員会は、経済産業省クール・ジャパン戦略推進事業の委託を受けています。
最終着地点がよく見えない事業ですが、思惑通り上手く行くか?に、私は少し疑問を持っています。過去にもこのようなWEB上のアイデアマッチングが行われてきましたが、大成功というのは一つもありません。今回の仕組みも余り変わり映えしていませんし、アイデアの伝え方がテキスト投稿に偏っているからです。これでは限界があります。
知らない人と一緒にブレーンストーミングをして、楽しく発想力を高めるゲームだと思えば中々の仕組みだと思います。アラブの春ならぬマザーの春になれるか?
いつもセレンディピティ Topdas