味の素ゼネラルフーヅ(AGF)が「新規事業開発室」を設置したと発表した。
節約志向で家庭用のスティックコーヒーが大幅に伸びるなどコーヒーに対する消費者の需要が多様化していることに対応し、新製品開発などを効率的に進める。
新規事業開発室は室長を含め3~4人体制になる見込み。研究所や営業など社内の各部門から情報を収集し、新規事業の素案を作成する役割を担う。案件ごとに社内から人材を集め、具体化していくという。
えっ、社内だけですか?残念!
今どきの新規事業は、外部活用が多くなりつつあります。
その理由は、言うまでもないと思いますが、制約にとらわれない考え方と視点を持っていること、その業界にはない専門知識や技術、そして外部人材の経験や人脈などが生きてくるからです。売れるモノ、売れる仕組み作りに大きな力を発揮する可能性が高まります。
全部とは言いませんが、外部人材を一人でも入れるとそのプロジェクトが大きく変身します。
外部人材が一人いるだけで、抜擢された社員の動きも変わってきますし、相乗効果で思わぬ新商品が生まれることもあるからです。
自社の狙い、コンセプトと使える経営資源を提示して、丸ごと外部に商品開発を依頼する企業も出てきています。Topdasも今年実際に商品開発ブレストミーティングという形で受け入れたことがあります。異分野で活躍するメンバーを複数集めて全く新しい商品開発の可能性を見つけ出し、事業可能性提案を依頼先に返すプログラムです。
コストとお金の違いを理解している企業の多くは、積極的な外部活用で事業スタートを早め、売り上げをあげています。
起業家ならまだしも、いまだに自分で勉強してHPも作ろうっていう企業様もいらっしゃいますが、売り上げが先に延びても、まだまだ余裕があるということなのでしょうか?
新しい大きな殻にお引っ越し Topdas