１０月３１日オープンした「NHKクリエイティブライブラリー」が予想外のアクセスで、一時休止に追い込まれた。
http://www.nhk.or.jp/creative-blog/
この素材ライブラリはNHKアーカイブスの番組や番組素材から切り出した「生きもの」「日本や世界の風景」「地球・環境」などの映像素材と、オリジナルの音楽・効果音素材からなっており、公開時は約1400本の素材が公開されている。2009年度中には3000本の提供を予定しているとのこと。
提供されている素材は非営利での利用に限り、自由に編集・加工しての公開が可能。動画共有サイトへの投稿なども許されている。ただし、作品を公開する際は作品内でNHKの素材を使用している旨を表示しなければならない。
Googleが世界中の図書館の本をスキャンして公表するという考えにも似たNHKのライブラリー公開。
■いくら良いモノでも眠らせておくにはもったいない。
■見たかったけど見逃した、そんなイイものがあるとは知らなかったという方に喜ばれる。
■関係者以外ならもっと新しい活用法を生み出して社会の役に立つかも知れない。
など、抱え込むから提供するという社会に変わって来ているような気もします。
こういう状況を作ることで、多くの人が必要な情報を簡単に手に入れ、人は”次の段階のクリエイティブな何か”を見つけ出すのだと思います。そこには何があるのかわからないと参加しないタイプの方にはちょっとついていけないかも知れません。
情報がお金になる時代から、価値ある質の高い情報をより多く発信するところに人が集まり、新しいビジネスが生まれてきそうな予感です。
次世代アンテナ Topdas