高野山・奥の院の 休憩所で ランチタイムの時
『お参りのお帰りには 九度山で下車し お大師様の母公の菩提寺 慈尊院にお参りしましょう』 と 書かれた
木札が 張ってあったのを 見て 時間を作ってぜひお参りしようと・・・・
極楽橋駅から 30分ほどで 橋本駅より2つ手前の 九度山で下車
九度山駅より 慈尊院まで 2キロ 平坦な道ですが およそ30分
紀ノ川へ流れ込む 丹生川の橋を渡り
幸い 九度山で同時に下車されたご夫妻 目的は同じ 慈尊院へ行かれるとの事で ご一緒に
岐阜県から来られたとか 一ヶ月前 高野山の宿坊の予約を入れても
何処も満室で 仕方なく 今夜は 橋本で宿を取っているとの事 高野山は 昼も 夜も 大賑わいです
前を歩かれるご夫妻 だんだん近づいてきて 慈尊橋をわたり
女人高野の 石柱の道案内 も
お寺の駐車場には バスが2台 ようやく到着
まず 慈尊院の前にある みろく館で 特別公開をされている 木造四天王立像を拝観
慈尊院弥勒堂内の 国宝・弥勒菩薩坐像の左右に配置されている
広目天 増長天 持国天 多聞天 の 鎌倉時代の四天王が 展示してありました
建物の中には 普段は 比較的新しく作られた立派な御所車の格納庫として建てられたらしく
二階も お大師さまの掛け軸とか 四国88ヵ所の資料が展示してありました
この後 表門から 慈尊院へ お参り
表門をくぐると 眼の前に 多宝塔
右側に 大師堂
左側に 大師の母公お墓として建てられた御廟(弥勒堂)
ご本尊は 木造弥勒菩薩坐像で秘仏
弥勒堂の前に 拝堂
このお堂の中で 住職さんが 団体さんにお説法をされていて
私も 一緒に ありがたいお話を 聞くことが出来ました
表門 正面に 神社への石段があり
弘法大師が 高野山へお参りになる人のために 高野山の根本大塔から 慈尊院まで
一町(109m)ごとに 建てられた五輪型卒塔婆の第一番目 百八十町と刻まれた町石
丹生官省附神社(にうかんしょうぶじんじゃ)へお参り
お大師様が 慈尊院を草創した時 その鎮守として祀られたものとか
町石道の案内板の矢印に 行って見ると
二つ目の 町石 179町も ありました
懐かしい!! 昨年8月 最終の遍路ウオークで 雨の中 矢立からこの町石を数えながら
六町石の大門へ そこから 根本大塔まで歩いたことを思い出し・・・
思いがけない 町石との再会 嬉しい!!
この後 石段を下り 慈尊院の境内を通り抜け 九度山駅まで またまた30分
もう夕暮れ時 5時前の橋本行きの電車に乗り 難波・三宮・新開地と乗り継ぎ
3時間半掛かって 無事 帰宅 2万歩 歩いた いい一日でした